中国科大、高効率で浮上油を分離回収する新技術を開発

73日付新華網】

  中国科学技術大学がオイルスキマーの設計と応用の分野で重要な進展を成し遂げた。

  頻繁に発生する石油流出事故は海洋の生態系と環境を著しく破壊している。近年、多孔質の疎水親油材料による油と水の分離の優れた性能が明らかになったが、この種の材料の油吸収容量には限界があり、消耗量が多く処理過程が複雑で、商業化への妨げとなっている。

  中国科大化学材料科学学院2013年度研究生の葛進らは、教官の指導の下で、疎水ナノシリカ処理を施した疎水親油スポンジと自吸式ポンプを組み合わせた新構想を発案し、新型オイルスキマーの設計を完成、水面上での連続した選択性の高い浮上油収集を可能にした。「このオイルスキマーの設計の肝心な部分は疎水親油スポンジで、独特の貫通した大きな気孔構造が油をスポンジ内部に素早く流動させ、同時に水の浸透を妨げる。」と葛進は話す。この材料は折りたたむことが可能で、タンカーや海上オイルリグの応急装置として、低粘度の油や水より密度の低い炭化水素化合物の流出事故に対し緊急処理を対応でる。


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