鴻海、シャープへの出資を9億ドル減案

【3月23日新華網】

 

  先頃伝えられた情報によると、鴻海がシャープへの出資額を1000億円(約8.98億米ドル相当)減らし、これまでの4890億円から3890億元となる見込み。先月に鴻海がシャープの債務リストを受け取ってから、この買収案は未解決のままとなっている。

 

 2月25日にシャープは公告を行い、鴻海への約4890億円の株式発行により増資を実施し、取引完了後は鴻海精密、富士康、SIO等の鴻海系の会社がシャープの株式を合計65.86%保有すると発表。だが同日夜には、鴻海の子会社である富士康が、シャープ買収の最終契約締結を延期するとの声明を発表した。これは前日にシャープが約3500億円(203.35億人民元相当)の「偶発債務」リストを提出したためで、富士康は100件の項目を含むリストの精査を進めている。

 

 鴻海は、シャープの主要取引銀行である三菱東京UFJ銀行とみずほ実業銀行からも、シャープの株式の一部を買い取る。鴻海は今月に入って両行に対し、シャープ支援策について再評価を行い株式の譲渡価格を引き下げるか(潜在的な偶発債務の可能性による)、またはシャープに対し新たな貸付限度額を設け、偶発債務により将来的に欠損が生じた場合に両行が一定の支援を提供するよう要求していた。

 

 今月末にシャープの予算年度が終了し、銀行2行のシャープへの45億米ドルの貸付も期限を迎えることから、シャープは3月末までに鴻海への譲渡取引を急いで完了する必要がある。


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