鴻海のシャープ買収に再び問題出現 「偶発債務」に認識の相違

【3月10日新華網】

 

  鴻海グループ(富士康)によるシャープ買収は紆余曲折が続いているが、いよいよ詰めの段階に入ったところで今度はなんと「偶発債務」の問題が浮上した。

 

 鴻海グループは昨日午後に声明を発表し、すでにシャープから通知を受け内容を精査する必要があり、双方の認識が一致するまで契約を見送ることを明らかにした。鴻海は、できるだけ早く精査を完了し今回の取引を円満に実現したいとしている。

 

 海外メディアの報道によると、双方は元々今週の買収契約締結を予定していたが、債務と欠損に関してさらに認識の食い違いが出てきたため、約束を実現できない可能性がある。情報によると、鴻海は銀行2社に対しシャープの株式の譲渡価格を引き下げるよう要求している。今回の取引で、鴻海は60億米ドル以上の資金を投じてシャープの三分の二以上の株式を獲得し支配株主となるが、シャープは独立した運営を保持する。しかしながら契約の最後の瀬戸際で鴻海がシャープにさらに30億米ドル近い「偶発債務」があることを発見。その後契約を一時ストップせざるを得ず、鴻海はこの突然降ってわいた債務の調査を始めた。

 

 ジャパンタイムズのウェブサイトでの報道によれば、偶発債務と発生の可能性がある欠損について、鴻海はシャープや債権銀行2社とさらに交渉を行う必要があり、このため今週中の買収契約締結の見込みはなくなった。


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