産業用ロボット:中国の発展に適した現実的選択肢

『5月4日新華網』

 

 中軽集団長泰機器人公司の生産現場で、穴開け、輸送、積付、花火への火薬詰め込み……などなど多芸多才ぶりを発揮する、長い腕でやせ型の「長沙一号」。このロボットは発表後わずか一ヶ月あまりで、世界中からの代理販売申請を勝ち取っている。

 

 「長沙一号」は低価格、小型ボディだが、強力な6軸産業用ロボットだ。「国際的に通用している統計基準では、3軸以上が産業用ロボットだ。現在国外の産業用ロボットは6軸が主体だが、我が国の産業用ロボットは3軸、4軸が主体だ。これら産業用ロボットは我が国製造業の膨大かつ広範なニーズを満たしており、価格もより低価格だからだ」。中国機器人産業聯盟執行理事長の宋暁剛氏は『経済日報』記者のインタビューに対しこう語っている。

 

 宋暁剛氏の分析によると、国外の制造業の多くは自動車、電子類で、そのため高いフレキシブル性を持つ6軸産業用ロボットが求められているが、中国の制造業分野は建築材料、軽工業、紡織など多岐にわたっており、これら膨大かつ広範な製造業では、3軸、4軸の産業用ロボットが求められているという。なぜなら6軸産業用ロボットに比べ低価格で、信頼性と安全性においても遜色ないからだという。「国内としての優位性を持つ国産ロボットの方が中国市場のニーズを満たせる。特に統合アプリケーションは我が国の産業用ロボットの大きな優位性だ」。

 

 賽迪顧問股分有限公司の総裁李樹翀氏の説明によると、国内企業が国内の産業用ロボットの市場シェアの25%を獲得している。2014年の中国の産業用ロボットの生産台数は前年比26.6%増の12,050台だ。なかでも新松機器人自動化股份有限公司はすでに世界第三位にランクされており、中国のロボット企業は基本的に一定の国際競争力を備えるに至っている。

 


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