中国の新型「北斗」、航法信号発射に成功 運用軌道に正確に進入

424日新華網】

 

  23日、中国科学院上海微小衛星工程中心は、3月30日21時52分、西昌衛星発射中心で中国初の新世代「北斗」航法衛星の打ち上げに成功し、衛星は3月31日のトランスファー軌道進入後ただちにプラットフォームの軌道上テストを展開したと発表。4月21日現在、自律制御テスト、加熱器機能テスト、遠隔測定モード切り替え機能テスト、遠隔測定鋭敏度テストなど8項目のテストを完了し、テスト結果は全て合格とのことだ。今後は本プロジェクトの全体的計画に従い、プラットフォームの軌道上テストを引き続き展開していく見込みだ。


 本衛星には新たなオリジナル技術が多く盛り込まれている。中国科学院の航法衛星専用プラットフォームを初めて使用、コアテクノロジー分野で大量の国産化機器・部品を初めて使用し、自律制御を実現。そして、ロケットの上段部分「遠征一号」により衛星を直接軌道に投入する打ち上げ方式を初めて採用したこと……などだ。一体化設計の採用により、衛星システムの信頼性と機能密度も大幅に向上しており、より高い測位、時刻配信精度、より強固な軌道上自律運用能力を備え、構造もより軽量化、コンパクト化されている。


 本衛星は中国が打ち上げた17番目の航法衛星だが、その打ち上げと軌道進入の成功はとりわけ注目を集めている。なぜなら、これは北斗システムの全地球ネットワーク化に向けた初の打ち上げ衛星となるからだ。軌道進入後、中国は新型航法信号体制、衛星間リンクなどの実験・検証作業を展開する見込みで、これは北斗航法システムが地域的運用から地球規模での運用への拡大のスタートを切ったことを意味する。


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