中国、世界初の宇宙飛行分野での宇宙飛行用石炭系ケロシン燃料使用

【4月14日新華網】

 

  記者が13日に神華集団から得た情報によると、神華集団と中国航天科技集団は、共同開発した宇宙飛行用液体酸素/石炭系ケロシン燃料によるロケットエンジン完成機の熱間連続試運転を行い、このほど中国航天科技集団六院のロケットエンジン試験区域にて成功を収めたとのことだ。

 

  神華集団の関係責任者の解説によると、これは世界初となる石炭系ケロシン燃料の宇宙飛行分野への応用であり、急速に発展する中国の宇宙飛行工業の燃料ニーズの保障、宇宙飛行用燃料の供給源の開拓にとり、重要な意義を備えている。

 

  神華集団の解説によると、中国の自主知的財産権を備えた神華集団のオルドスの百万トン級の石炭を直接液化するモデルプロジェクトは、世界初の工業的規模での装置による検証を経た、現代的で成熟したプロジェクトである。当プロジェクトによる、石炭を原料として生産されたケロシン燃料は比重の大きさ、単位体積当たり発熱量の高さ、酸化安定性の高さなどの特徴を備え、宇宙飛行用ケロシン燃料の潜在的代替燃料となろう。

 

  調べによると、中国神華煤制油化工公司と航天科技集団航天六院は2013年にロケット用石炭系ケロシン燃料及び石炭化学工業専用の設備及び材料の研究開発及び開発、普及などの分野において、技術協力を全面的に展開し、宇宙飛行用石炭系ケロシン燃料を共同開発した。現在、宇宙飛行用石炭系ケロシン燃料の試作、物理化学性能研究、電気熱伝導試験研究、材料の相容性などの基礎研究が相次いで完了しており、そして宇宙飛行用石炭系ケロシン燃料を採用し、発生器の熱間連続試運転を2度成功させている。これをベースとし、ロケットエンジンに液体酸素/石炭系ケロシン燃料を使用し、ロケットエンジン完成機の熱間連続試運転において最初の1回で成功を収めた。


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