COSMOWAVE TECHNOLOGY CO., LTD.

タイでISO17025校正を日本と協力して実施へ
現場でのサービス提供を目指す





    あらゆる「漏れ」を検出するリークテスト(漏れ検査)のパイオニア「コスモ計器」(東京・八王子)が、タイの市場で新たな事業に着手しようとしている。ニーズの高まる微差圧分野でのISO17025校正の認証機関として、計測機器の校正業務に乗り出そうとしているのだ。関係機関への登録手続きなどが諸手続が順調に進めば、今年6月にも計測現場での実務作業がスタートする。メーカーによる品質保証で代替されることもあった「適合性評価(ConformityAssessment)」に、また一つ新たな付加価値が備わることになる。

    工業製品の各種分析や測定などを行う計測機器。日本が得意とする高い技術の結晶であるこうした精密機器は、完成品の品質や精度を証明するツールとして今やモノづくりになくてはならない存在となっている。ところが、その証明が果たして求められる規格や基準(標準)に適合しているかどうか、正しく校正が行われているか等については、自らが自らを立証できないことと同様に限界も内包されてきた。

    そこで始まったのが適合性評価による認証の仕組み作りだった。当該精密機器の信頼性を第3者の立場で科学的見地から証明。交付された認証文書が安心の源となって、安定した取引と市場での絶え間ない流通を支えている。第3者機関が貼付する認証ロゴマークがなければ計測作業が行えないまでに、確固たる制度としてモノづくり社会の基礎を築いている。

    同社が今回開始する校正業務も、こうした適合性評価の一つ。製品認証、要員認証、マネジメントシステム認証などに加えて制度導入された重要な認証対象だ。計測機器に表示されるデータと国際標準との関係を特定の条件化で確認検証する作業。これをして当該計測機器の信頼性が改めて担保されることになる。

    微差圧分野のISO17025校正を担うことのできる権威ある認証機関は、タイには長らく存在しないでいた。専用ラボの未設置や要員の能力不足、さらにはそこまでのニーズの高まりもなかった。そこで代替措置として長期にわたって行われてきたのが、メーカーによる品質基準上の校正(自己評価)を続けていた。 ところが、タイ市場は近年、高付加価値化の動きとともに研究開発の機関が進出するなど、その必要性も徐々に高まるようになった。「10年間もグレーゾーンのままで推移してきた校正需要が一気に高まるようになった」とタイ法人の西村 宏テクニカルディレクターは背景を解説する。

    現在、公益財団法人「日本適合性認定協会」による国際規格認定の手続が使用機器の登録とともに進められているほか、タイで校正実務を行うための手続きも進められている。さまざまなリークテストを現場を通じて実施してきた経験から、計測機器を引き取るのではなく、顧客の元へ出向き校正サービスを提供する形態を目指すとする。タイで始まろうとする微差圧分野のISO17025校正。牽引するのは、やはり同社をおいて他にはない。






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