中国鉄鋼市場、再び下落のトンネルに 鉄鉱石の国際価格も回復のきざしなし

 【4月13日新華網】

 

  中国の著名鉄鋼ニュース機関「我的鋼鉄 MySteel」(http://www.mysteel.com/)提供の最新市場リポートによると、最近1週間の中国の現物鉄鋼価格総合指数は92.87ポイントと、1週間で2.19%下落しており、下落傾向が拡大しつつある。市場関係者は、鉄鉱石価格と鋼材の先物価格がともに弱含みの下落傾向のため、鉄鋼現物市場の川下の買い手の間に模様眺めの雰囲気が強まっており、市場取引にも活気が見られないとしている。

 

  分析によると、建設用鉄鋼市場での価格が依然として下落している。上海、南京等の地区での1トン当たり価格は1週間で10元から140元下落した。北京・天津・河北市場の価格も大幅に下落しており、市場での取引成立高には全く好転の気配がない。

 

  鋼板類市場でも価格が全面的に下落している。熱延コイルの価格は、上海、南京等の地区での1トン当たり価格が1週間で20元~100元下落している。北京・天津・河北市場では現在、価格の大部分が高騰前の水準へと反落しており、往時の高騰がまるで嘘だったかのようだ。厚中板の価格は弱含みで低落中で、上海、南京、合肥等の地区での1トン当たり価格は1週間で10元から90元下落している。

 

  関係機関のアナリストによると、最新のデータが示すように、3月下旬の中国鋼鉄工業協会の会員企業の1日当たり粗鋼生産量は前期比2%以上低下しており、これは2013年1月下旬以来の旬間1日当たり生産量の最低記録となった。現在、中国の鉄鋼市場での末端ニーズの出足は予想を下回っており、市場では悲観的ムードがさらに広がりつつある。中国の鉄鋼価格の下落傾向には、短期的には依然歯止めが期待しにくい。

 


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