KI-ECOTECH CO., LTD.

資源循環型社会実現のエキスパート
タイで地産地消のリサイクルを目指す



    資源循環型社会への貢献を目指す「株式会社啓愛社」(東京)のタイ法人KI-ECOTECH CO.,LTD.は、今年が操業を開始してから丸5年。鉄くず(スチール)から始まった収集・販売事業も、クロム系ステンレスやニッケル系ステンレス、さらにはプラスチック樹脂にまで拡大し、タイのリサイクル市場の一翼を担うまでに成長した。近ごろは、自動車メーカーから試験車両の解体を、









また事務機器メーカーから複写機の大量処分を依頼されるなど資源循環型社会実現に向け、一目置かれる存在ともなっている。目指すはタイにおける地産地消のリサイクル。さらなる挑戦が待ち受ける。

    廃棄物の国境を超えた移動についての規制を定めたバーゼル条約を契機に、中国への搬送が事実上停止した非鉄雑品。日本発のこうした産業ごみの多くが行き場を失い、東南アジアに向け針路を変更したのは2年ほど前のことだった。以来このビジネスチャンスを活かそうと、同社が取り組み始めた一つに、日本市場の家電リサイクル工場から排出された廃家電付属のモーターコアの収集であった。

    これらをタイに向けて輸出し、タイ工場内で鉄と銅線とを分離し、タイ国内で販売をしている。また、最近では日本からクロム系ステンレスを輸入し、工場保有の大型切断機やシュレッダーで破砕。再生素材として現地にある欧州系製鋼メーカーに納入を開始した。

    反対に、タイの一般市場で収集された産業廃棄物が日本の再生工場に向けてリサイクル素材として輸出されているケースもある。同様に錆びにくく、光沢を持つニッケル系ステンレスだ。装飾品や住宅の門扉、トラックのパイプマフラーなどに使われる再生素材。成分分析器を使って検出したものだけを、タイには存在しない日本のニッケル製鋼メーカー向けに輸出。さまざまな工業製品に加工・再生され、再び海外に輸出されている。

    こうして、従来からの鉄くずに加え、クロム系ステンレスやニッケル系ステンレスを主要なリサイクル素材として取り扱うようになった同社。最近は新たに、タイ国内のプラスチック樹脂廃棄物についても収集を開始。粉砕して現地の加工メーカーに提供する事業にも乗り出している。「目標とする地産地消がだんだんと見えてきた」と安藤英二現法社長。今後も貪欲に事業の拡大を進めていく考えだ。






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