SIAM NISTRANS CO., LTD.

HACO Lab.効果で通関上の恩恵も
容器開発にもチャレンジ



    物流容器の在庫確認ができない。そもそも弾切れ(欠品)なのかどうかも分からない――。国際間物流をめぐって、起こりがちなこうしたトラブル。簡単なタグや画像を読み取るだけで、これらを解決する優れたソリューションサービスが、タイをはじめとした国際市場で広がりを見せている。「親切な物流屋さん」で知られる総合物流企業「日新」(横浜市)









が開発した梱包容器追跡管理システム「HACOLab.(ハコラボ)」。運用の前線基地となるタイ法人「SIAM NISTRANS CO., LTD.」で話を聞いた。

    ハコラボが開発されたのは今からちょうど3年前。製品や資材を配送する顧客企業の困り事が発端だった。「輸送用容器の紛失が茶飯事で、どれくらいの滞留が発生しているのかも分からない」。そんな悩みを一気に解決しようと始まったのがこの事業だった。今では自動車業界向けを中心に、日本やタイ、中国、北米の5カ国10拠点でサービスを展開。管理容器は約10万点に上っている。

    仕組みは至って簡単だ。荷に貼られたカラーコード(通称カメレオンコード)を画像として読み取るか、電波を発する端末機器がID情報を埋め込んだRFタグを瞬時に読み取ってクラウド上へ。これにより全ての物流容器がシリアル管理され、見える化が実施される。それまで一つ一つカウントしていたものが高速で自動計測され、実際の在庫との照合も行われる。IoT技術などとの将来的な連携も視野に入れる。

    国ごとにまちまちな通関手続きにも大いに貢献する。一元管理しているから、それぞれの国が求める書類の作成にも柔軟に対応できる。繰り返し使用できるリターナブル容器であれば、原則無税の恩恵も受けられる。それら全てが容易に行えるところに、ハコラボの最大の魅力がある。

    同社はまた、容器メーカーや梱包会社などと一体となった自動車部品等の容器開発にも力を入れている。顧客向けプレゼンテーションにも同行するなど顧客ニーズの汲み取りにも積極的だ。単価が高額な特殊容器も、その材質や形状などに工夫を加えることで経費を切り詰められる。積載効率も高めることができる。「国際物流のプラットフォームを目指したい」。深海港のあるレムチャバン支店で輸出入を担当する姫野真吾SeniorManagerはこう話した。







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