IHI ASIA PACIFIC (THAILAND) CO., LTD.

一貫ソリューションで物流改善
移動ラックが保管効率を向上



    1968年に日本初の立体自動倉庫を納入するなど、IHIグループは物流システムにおいて長い歴史を持ち、冷凍・冷蔵、危険物、重量物、長尺物など幅広い種類の自動倉庫を手掛けている。特に冷凍・冷蔵自動倉庫に関しては日本でトップクラスのシェアを誇る。2014年からタイでも物流システム事業をスタート。成長市場の東南アジアを見据えて事業を展開している。









    最近、増えているのがタイローカル企業からの引き合い。昨年、IHIはタイの外食チェーン大手MKレストランと日本の物流大手センコーなどの合弁会社が建設する、常温、冷蔵、冷凍の3温度対応の物流センターの設備一式を受注した。経済発展による食生活の変化、外食チェーンの拡大などを背景に冷凍食品の需要が増加。さらにタイは世界有数の鶏肉輸出国であり世界的な需要増を背景に国内の加工量が増えてきている。IHI ASIA PACIFIC(Thailand)で物流システム事業を担当する岡本勇人Senior Managerは「保管や仕分けを高度化しないと、供給が追い付かない。自動化や効率化への関心が高まっている」と分析する。

    大規模な自動化に至らなくとも、物流効率改善へのニーズは大きい。そこで、同じ倉庫面積でも保管効率を向上させることができるのが移動ラックだ。通常の倉庫はラックの間に搬出、搬入用のフォークリフト通路が設けられており、荷役作業時以外はデッドスペースになっている。移動ラックは必要に応じてラックが移動することで通路を確保。通路面積を最小限に抑え、保管効率が1.5倍から3倍まで高まる。操作はボタンを押すだけと簡単。

    そして昨年、タイでも投入したのがレールレス式移動ラックだ。これまでの移動ラックは倉庫の床面にレールの設置工事が必要だった。レールレス式移動ラックはウレタン車輪で荷重から床面を守るため、レールを設置する必要がなく、工事期間も大幅短縮。既存倉庫への設置が容易のほか、倉庫内のレイアウト変更にも柔軟に対応できる。

    8月28日から30日までバンコク国際貿易展示場(BITEC)で開催される物流関連の展示会「TILOG-LOGISTIX 2019」に出展。食品会社の生産ライン向けに中間ストレージバッファシステムや冷凍自動倉庫の模型を展示する。2014年から駐在する岡本氏は、事前調査も含めてタイ進出を先導した。「自動化の追い風がある。(業界は)今後も間違いなく伸びる。タイだけではなくて東南アジア全般に拡大していきたい」と意気込む。







IHI ASIA PACIFIC (Thailand) Co., Ltd.


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