IMV (THAILAND) CO., LTD.

振動試験機のトップメーカー
テストラボの試験メニューを拡大へ



    振動試験機メーカーの「IMV」(本社・大阪市)は、日本でシェア約70%の業界のリーディングカンパニー。世界市場でも約30%を占め、ナンバーワンの地位にある。その同社がタイに進出したのは2011年11月。空前の大洪水の最中だった。その後、タイ経済は力強く復活。原動力の一つとなったのがタイ法人のIMV(THAILAND) CO., LTD.の存在だった。









アマタシティー工業団地チョンブリー内にある同社オフィスには受託試験場を併設。顧客に代わって品質保証の任に当たっている。さらなる発展を遂げるため、今年からは試験メニューを順次拡大していく方針だ。

    CI導入に伴って変更する以前の旧社名が「国際機械振動研究所」だった同社。その名だけで、振動試験にかかるプロフェッショナルであることが容易に想像できる。優れたニッポンのモノづくり。削る、曲げる、磨くといった卓越した不動の技術が産み出したものではあるものの、それだけではないのもまた業界の共通した理解だ。不良品を出さない生産の仕組み、高強度、高耐久性、安定作動など、さまざまな要素が組み合わさって「メイド・イン・ジャパン」の信用が形作られている。

    振動試験は、その中でも基礎中の基礎。日本ブランドの核となる存在だ。ただ計るだけではない。当該製品がどのような環境の中で、どれくらい使用されるのかまでをも想定し、合不合を慎重に判断する。取引開始の条件に振動試験のテストデータが要求されるのは、もはや業界では常識だ。その中でも同社の分析能力は周囲から一目置かれており、それが圧倒的なマーケットシェアになって現れている。

    IMV (THAILAND) CO., LTD.では今年一年を飛躍の年と位置づけ、テストラボの拡充を進める方針でいる。従来の振動試験に加えて試験メニューを拡大。一カ所で各種検査が済むよう、顧客の利便性を向上させる。現在のところ、温度/湿度試験、熱衝撃試験、塩水腐食試験、耐水試験、粉塵試験などを想定しており、そのための試験装置を順次導入していく方針だ。

    試験メニューの拡充は、顧客からの要望もさることながら、タイのモノづくりがより高次に発展しているところも大きい。例えば、政府が進める電気自動車(EV)などの環境車。これらの生命線となるバッテリー、モーター、インバーター向けの振動を含めた各種環境試験だけでなく、機能試験への対応も進めていく方針。

    こうした社会のニーズに立ち向かおうというのが、テストラボ拡充の隠れた動機だ。今年から始まる積極的な設備投資計画もすでに立案済み。「我々には、各種環境試験に応えていくための責務がある」と話す同社の、今後が楽しみだ。







IMV (THAILAND) CO., LTD.


Amata City Chonburi Industrial Estate Phase9 700/907 Moo 5 Tambol Nhongkakha, Amphur Phanthong, Chonburi Province, 20160
Tel : +66(0)38-212-226 +66(0)38-212-227

お問い合わせ先:
田子島(Mr. Tagoshima)
tagoshima@imv.co.jp


『FNA MAGAZINE THAILAND』掲載ページのPDF版をダウンロード

 


引用:
0