今年は石炭業全体で欠損に直面

【3月27日新華網】

 

  昨日、2015年国際原料炭資源・市場サミットフォーラムで、中国煤炭工業協会副会長の路耀華氏は、今年の全国石炭市場は供給過剰の状態を変えることが難しく、石炭価格への下向き圧力が依然強いことから、業界全体で欠損の状況に直面すると予想している。

 

  路耀華は、今年に入ってから中国国内経済の下向き圧力が増大し、1月から2月までの鉄道貨物運送量が9.3%減少し、全国発電量の成長も鈍いと述べた。同期間の重点発電所の1日平均石炭消費量は前年同期比で30万トン以上減少、重点鉄鋼企業の粗鋼生産量は前年同期比で2%減少し、それに伴い石炭消費が減少した。

 

  統計によると、1月から2月までの全国石炭生産・販売量はそれぞれ5.7億トンと5.08億トンで、ともに前年同期比4%前後の減少。しかしながら石炭在庫量は高止まり、石油価格は値下がりが続いている。最近は一部の大手石炭企業が販売促進に力を入れ、価格の下向き圧力が強まっている。

 

  経済の低迷を背景に、石炭業界の根深い問題が次第に顕在化。路耀華は、まず業界の生産集中度を早急に高める必要があるとの意見を述べている。昨年末の全国の炭鉱は1.1万箇所で、1箇所の平均生産能力はわずか30万トン、上位10社の生産量でも総生産量に占める割合はわずか1/4。また全国の石炭業界従業員数は600万人以上で、人手が多いが効率は低く、一部の企業では負担が重い状況がやや顕著となっており、石炭市場化改革のさらなる推進が望まれる。

 


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