TECHNIQUES SURFACES (THAILAND) LTD.

エンジン需要から次世代自動車まで
HEFの表面処理技術で耐久性を大幅アップ



    環境に優しい次世代自動車として電気自動車(EV)や燃料電池車などがクローズアップされる中、従来のガソリン車などの燃焼効率を今以上に高めていこうという地道な研究が日本などの業界団体で進められている。背景には発展途上国では当分の間、内燃機関車の需要が続くという判断がある。特に人口増加の著しい南アジアやアフリカで顕著で、深刻な環境汚染も懸念される。









このため自動車業界では、次世代自動車開発の取り組みの一方で、ガソリン車など従来車の燃費効率を進める必要にも迫られている。こうした中、トライボロジー研究の第一人者として名高いHEFグループ(本部:フランス)の表面処理技術に業界からの強い関心が集まっている。

    トライボロジーとは、低摩擦によりエネルギー効率を高める観点から摩擦をテーマとした新しい科学技術のこと。1970年代ころから民間でも研究が進むようになった。同グループはその研究の先駆的存在で、Techniques Surfaces (Thailand) Ltd.はタイにおける生産部門と販売部門に当たる。両部門を統括するのが、自らも自動車業界出身の金森高司タイ法人社長だ。

    「中国では国策として次世代環境車の開発が進んでいますが、地球規模で見ればまだまだガソリン車やディーゼル車が大きなウェートを占めていくだろうと予想される地域もあります。当社では、次世代車と従来車という二つの自動車動力の流れを、同時にサポートしていこうと考えています」

    こう解説する金森社長は、爆発的な人口増が予想される発展途上国の国々として、インド、バングラデシュ、パキスタンなどの南アジアやナイジェリアなどのアフリカを挙げる。いずれも近い将来、人口2億~14億人を擁すると見込まれるこれらの国々で自動車需要が存在する限り、短期間では内燃機関はなくならないというのがその予想の骨子だ。

    当然に懸念されるのが環境の悪化だ。このため自動車メーカーや業界団体では、現在よりも燃焼効率の良いエンジンの開発に力を入れる。「例えばガソリン車。実際には、燃料が持つエネルギーの40%しか利用されておらず、残りは排熱されているだけ」と金森氏は指摘する。「これを50%に引き上げることができるだけでも、かなりの地球環境対策になる」とも。

    そこに、HEFグループの技術が大きく関わってくる。「燃焼効率を高める方法は2つ。高負荷に耐えられるエンジン部品の開発と、高温にも耐えられるターボチャージャーの部品の開発。いずれも耐久性を増すための表面処理が大きく性能に寄与する」と。

    いずれの開発にも、独自に開発した「DLCコーティング」が決め手となる。ダイヤモンドの硬度に近いカーボン膜をコーティングするこの技術。低摩擦が可能となり、エネルギー効率を高めるという観点からハイブリッド車やEVなどの次世代車にも適用可能だ。「あらゆる自動車のさらなる向上に向け、日々研究を続けている」という表面処理のパイオニアHEFグループ。時代の要請を受けたキーマンであることは間違いない。







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