SIAM KEEPER MANUFACTURING CO., LTD.

成長するアセアンで確かな手応え
樹脂製品の現地生産化にも着手



    回転部位向けのオイルシールや駆動部分のブーツやパッキンなど自動車業界を中心にゴム製品等の製造販売を行っているSiam Keeper Manufacturing Co., Ltd.(三石 均社長)が好調だ。タイの通年新車生産台数が200万台を回復した2018年、同社の売り上げも前年比8%アップ。19年もほぼ同水準で拡大する見通しだ。堅調な内需に加え、北米を中心とした世界的な需要の









拡大がこれを支える。一方で、このような時だからこそ積極的に臨むのが新製品向けの設備投資。通年の3倍以上の資金を拠出して樹脂製品向けのラインを構築していく方針だ。

    03年にタイで本格生産を始めた同社。順調に受注を増やしてきたものの、08年のリーマンショックと11年のタイ大洪水で足踏みを余儀なくされた。しかし、その後は復興需要やマイカーブームの波に乗って着実に売り上げを伸ばしてきた。11年時に1億7000万バーツだった売上高は18年には6億バーツを突破。この間の成長率は約300%に達する。ここまでの急伸ぶりはタイでもあまり例がない。

    それを支え可能としてきたのが、日本の本社「キーパー」で一元管理されたR&D体制と、市場のニーズや顧客の要求に沿ったきめの細かい素材配合の技術だ。産み出された製品の品質は高く、評判が評判を生む連鎖の輪の中で次第に引き合いも増えて行った。特に厳しいことで知られる日系自動車メーカーの品質監査にもこのほど合格。新たな受注生産も始まろうとしている。

    これまで日本で生産し輸入してきた主に自動車向け樹脂製品についても、タイで現地生産する方針を固めている。敷地面積16ライ(1ライ=1600㎡)、延床面積約6000㎡の工場建屋内に専用ラインを新設。自動車向けドライブシャフトに使う樹脂部品などを生産していく計画だ。従来のゴム製品に加えて新たなラインナップを加えることで、今までになかった市場が切り開けるとも読む。数年先を見据えるホットな企業の一つだ。

    208万台だった18年の新車生産台数は、21年には226万台に達すると予想する。タイを中心にベトナムやインドネシア、マレーシアなどの工業国が相乗効果によってともに市場を拡大していくとも見込む。タイからアセアンへ、そして世界へ。確かな手応えとともに新しい成長戦略を描く同社がそこにある。







SIAM KEEPER MANUFACTURING CO., LTD.


700/900 Moo.3, Amata Nakorn Industrial Estate, Nongkakha, Phanthong, Chonburi 20160
Tel : 038-185-400 038-185-408

お問い合わせ先:
麻生(Mr. Aso)
aso@skmc.co.th
Nat (Ms.)
cot@skmc.co.th


『FNA MAGAZINE THAILAND』掲載ページのPDF版をダウンロード

 


引用:
0