NB PRECISION (THAILAND) CO., LTD.

タイ現地生産化の流れで新たな需要
職人技で顧客ニーズをサポート



    極小クリアランス(隙間)金型でのプレス加工を実現する「株式会社エヌビー精密」(静岡県富士宮市)。その現地法人「NBPrecision(Thailand) Co.,Ltd.」が、タイの市場で着実に実績を伸ばしている。これまで日本国内で製造・輸出されていた部品等について、取引先各社が現地調達を求めるように大きく舵を切り始めたからだ。









さらなるコストダウンの要請から現地化を進める取引先企業の動き。長年培った職人技で顧客ニーズをサポートし ていく方針だ。

    ManagingDirector(MD)の西村陽介氏によると、こうした引き合いの流れは2017年ごろから顕著になり始めたという。例えば、厚さ0.04ミリほどの薄い金属材料のプレス加工(クリアランス0〜0.002ミリ)は、これまで素材が日本製であることもあって日本で加工してタイに輸出、現地で組み立てを行うケースが多かった。ところが、不具合や再設計に対する迅速な対応を必要とするニーズが高まるにつれ、解決のためには技術力の有る現地企業からの調達が不可欠と判断されるようになったというわけだ。

    同社は薄板(厚さ0.01〜0.05ミリ)に対する高 いプレス加工技術を持つことで知られているが、すでにタイ工場においても超高精度ワイヤー放電加工機(三菱 PA20 を 2 機)を導入するなど、日タイ同水準の加工技術を実現する環境を整えている。また一方で、約 20 年の経験と実績を積んだ日本人技術者がタイに常駐。0.001ミリ単位で手仕上げによる金型パーツの加工にも対応できる態勢を取っている。このあたりの信頼と安心の実績が、今回の引き合い増につながっているとみられている。

    こうした堅調な需要の増加にも対応して、同社では年内にも手狭になった現在の工場からアユタヤ県にあるロジャナ工業団地内に工場を新築して移設する計画も進めている。極薄板のプレス加工には埃の侵入などを防ぐ必要があり、準クリーンルームも備え付ける方針だ「受注の拡大に対応した新時代の工場を建設したい」と西村MD は話す。

    カメラや光学機器などの弱電、家電、建材から自動車、二輪といった各種部品の金型設計・製作及びプレス加工までを手がける同社。その裾野の広さと対応力の大きさは業界でも指折り数えるほどだ。こうした点を武器に、常に発展と展開を繰り返すタイの市場に挑み続けようとしている。







NB PRECISION (THAILAND) CO., LTD. 株式会社エヌビー精密(静岡県富士宮市)のタイ現地法人


http://www.nbp.co.th


129/15 Moo 3 T.Wangchula A.Wangnoi Ayutthaya 13170
Tel : +66(0)35-721-707-8 +66(0)35-721-706

お問い合わせ先:
西村、 遠藤、 Mr. Anan (TH)
info@nbp.co.th


『FNA MAGAZINE THAILAND』掲載ページのPDF版をダウンロード

 


引用:
0