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EV、AI市場参入への準備、着々と
「お世話になった恩返し」とサポートも強化



Sodick
    光学機器などに使われるリフレクター(反射器)の加工技術から、プレス加工や金型製造へと事業を拡大してきた金属加工業界の老舗「西居製作所」(東京)。タイに工場を構えてから10年超が経過し、自動車や弱電向けに部品の提供を行っている。「心で感じて、心でこたえる」がモットーで、顧客との信頼関係は今日も続く。産業の高度化が進む昨今は、電気自動車(EV)や人工知能(AI)の市場にも関心を持ち、








新たな参入を目指している。チャレンジし続ける思いについて、タイ法人の西居 広和社長に話を聞いた。

    「祖父の代に事業を興して今年で70年目。多くの取引先と地域社会に恵まれて当社は成長することができました。タイに進出したのは2007年。ちょうど自動車を中心とした中小企業の進出が盛んな時でした。その中で当社を選んでいただいた皆様とタイの社会に対し、今こそ貢献していくことが当社の使命だと考えています」

    こう語る現地法人の広和社長。その思いを日本側で支えているのが親会社で3代目となる実兄の西居徳和社長だ。兄弟で日タイのトップを務めることから、意思疎通には何ら懸念はない。「近い将来、この分野が日本からタイに移管されるかもしれないぞ」。日本から、タイから、日々行われる情報発信、意見交換。緊密な連携が国際市場の変化にも対応を可能としている。

    その広和社長が現在、最も関心を強めているのがEVとAIの各市場だ。タイ政府が進める高度産業化策「タイランド4.0」とも符号する近未来の重要施策。「EVに搭載されるエレクトリックコントロールシステムとそれに使われる高性能端子、あるいはAI傘下のユニットなど、まだまだ参入の余地がある分野はたくさんある。こうした市場を貪欲に狙っていきたい」と力を込める。

    市場がシフトしてからでは遅すぎると、設備投資も先行して行っている。例えば、解析を行うための検査機器・分析機器。製品の要付加価値性が高まれば、おのずと高精度と高性能が求められるこの世界。向ける視線は、その先の量産化、さらには自動化にまで及ぶ。70年の蓄積されたノウハウと確かな自信がそれらを全面から支えている。

    現在、入居しているのは、東京・大田区がタイに整備した中小企業支援施設「大田テクノパーク」。事業も軌道に乗り、工場も手狭となったことから、広和社長は近い将来の移転も検討している。「お世話になった恩返し」と、移転後は日系ほか企業活動のサポートも強化していきたい考えだ。







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