KI-ECOTECH CO., LTD.

あらゆる資源のリサイクルをタイで実現
循環型社会の持続的発展を目指す企業に



Sodick
    スチールからアルミ、ステンレス、銅、黄銅などあらゆる種類の金属およびプラスチック類等のリサイクルを業とする日系の総合再生企業がタイにあるのをご存じだろうか。チョンブリ県アマタナコン工業団地(現アマタシティー工業団地チョンブリ)で2013年10月に設立した「ケーアイエコテック」。








親会社は1934年創業の「啓愛社」(東京)で、日本におけるリサイクル事業のエキスパートだ。三四半世紀を優に超える業界の老舗は、地球環境負荷の低減と省エネを目指し、循環型社会の持続的発展への貢献を基本理念とする。東南アジアのタイで、そのDNAが静かにしかも着実に根付き始めている。

    同社がタイで取り扱う機械、部品、素材などのリサイクル・再利用品目は年間3万6000トン。日本水準の適正な手続きによって処理が施され、再生素材へと生まれ変わっていく。出荷先のほとんどはタイのローカルメーカー。鋳物工場や真鍮工場、その他素材メーカーに納められる。建設ラッシュが続くタイでは、道路や都市鉄道、マンションなどの建造が今も続き、こうした現場で使用される建設資材に同社の再生素材が使われている。

    加えて、回復基調にある自動車産業。部品生産も生産増に転じており、その生産現場などからの引き合いも強まっている。研究開発が進む次世代自動車の分野でも、内燃機関等に変わる新たな部品需要を見込む。いずれも前提にあるのは、純度の高い高品質な再生素材だ。リサイクルしたものの一部は、商社経由で近隣のベトナムやラオスへの出荷も始まった。タイ法人の創業から5年。安藤英二現法社長も「少しずつだが、ようやく海外展開もできるようになった」と感慨ひとしおといった様子だ。

    昨年は、中国をめぐる国際市場の変化の波がタイにも押し寄せた。廃棄物の国境を越える移動等の規制について国際的な枠組みおよび手続等を規定したバーゼル条約。これによって日本から中国への非鉄雑品の搬送が停止されると、輸送船は次々とアジア各国を目指すようになった。そのうちの主要な寄港地がタイだった。とはいえ、受け入れ体制の十分な再生企業がそう数あるわけではない。ここでも同社の優れた技術力が活躍を見せた。新規事業の一つとして定着するに至っている。

    確実な搬送を実現するため、全ての輸送トラックにGPS(全地球測位システム)を搭載するなど、同社の環境への取り組みに妥協はない。「環境汚染を低減し、天然資源、エネルギー、環境を保護していく企業を目指す」。安藤社長が語る決意に、その姿勢が現れている。







KI-ECOTECH CO., LTD.


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