SANKO ELECTRONICS (THAILAND) CO., LTD.

タイ現地化へのお手伝い
需要増に応え新工場棟を来春稼働



    タイ東部プラチンブリに製造拠点を構え、隣国カンボジア・ポイペトにサテライト工場を置くワイヤーハーネスメーカー三幸電機のタイ法人Sanko Electronics (Thailand) Co., Ltd.。当初予定していた週2便の陸上ボーダー輸送は現在3便に増え、順調な滑り出しを見せる。一方、国際的な需要増から輸出を中心に受注が拡大。タイ工場の増設工事も急ピッチで進められている。「現地化への期待に応え、ゆくゆくは装置産業への転換を図りたい」(横井 裕幸タイ法人社長)とする同社の取り組みと戦略について聞いた。









    タイプラスワンの好例とされたポイペト工場が稼働してから間もなく1年。部材・部品を持ち込み、半加工してタイに送り返す。中間工程工場としての機能は、想定を上回るスピードで定着するようになった。現在の人員約40人は6月にも最大100人まで増員する計画でいる。配送スケジュールも、デイリーへの移行が視野に入るようになった。これらを支えているのが、出張ベースでポイペト工場を支えている多くのタイ人技術者たちだ。

    ともすれば、日本など国外からの輸入に頼りがちな自動車部品だが、同社では現地化をいち早く実現。多くの四輪・二輪メーカーに提供している。「タイ国内や近隣で調達できるのであれば、製造企業にとってもこの上ない利点。期待にも応えていきたい」と横井 現法社長は話す。現地でのワンストップによる受注・生産・納品が特色だ。

    北米・中国市場の4輪やインド市場の2輪を中心に国際規模で需要が堅調に推移したことで、プラチンブリ工場の増設も決まった。2014年に続く2回目の拡張工事で、総建屋面積は1万㎡を優に超える。09年操業時からは約10年で実に5倍となる。19年初めには本格稼働の方針だ。

    海外に4つある生産拠点の中でも、重要拠点として目されるようになったのがタイ・プラチンブリ工場だ。組み立て市場に移行した中国ではワイヤーハーネスなどの部品需要が逼迫。タイからの輸入に頼るようにもなっている。「タイの重要度が増している」。その変化を肌で感じている。

    とはいえ、いつかは値上がりを見せる人件費。「労務コストが上昇しても現在の生産体制が維持できるような仕組み作りが必要だ」と横井 現法社長は話す。カギとなるのが付加価値化。それにより、アジア・アセアン地域の統括拠点としての地位も見えるようになると話す。手始めに、バンコク・アソークにあった営業拠点を東郊の展示施設BITEC隣接のオフィスに今春移転した。渋滞対策も踏まえ、前線部隊の機動力強化を図る為だ。時代を先取りする三幸タイから目が離せない。





Sanko Electronics (Thailand) Co., Ltd.


http://sankoelec-th.net/


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Mobile : +66(0)92-278-6669
Tel : +66(0)37-481-095
Fax : +66(0)37-481-097

南原(Mr. Minamihara)
nan.m@sankoelec-th.com


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