FURUYA INDUSTRIES (THAILAND) CO., LTD.

2色成形機など豊富な機械設備
クリーン環境で特殊ニーズに対応



    時計の外枠やカメラのボディーなど複雑な流線形状や凹凸を持ち、二つとない製品部品の数々。そうした特殊ニーズの生産の多くをタイで一手に引き受けているのが、フルヤ工業株式会社(兵庫県)の現地法人Furuya Industries(Thailand) Co., Ltd.だ。2010年7月に設立。11年のタイ大洪水で浸水を余儀なくされたものの翌年に再起。以来、5年以上にわたってタイで複雑な受注の第一線に立っている。その背景にあるもの、目指すものとは何なのか。








    中部アユタヤ県・ロジャナ工業団地の一角。ここに敷地面積約1万3000平方メートルの同社工場がある。中庭を挟んで向かい合う2棟の工場施設。ともにインジェクション(射出成形)エリアとアッセンブリエリアを兼ね備える双子の工場だ。インジェクションのそれはいずれもクリーンルーム仕様となっており、高い衛生環境も維持している。受注の拡大に伴い、第2工場は16年に操業を開始した。



■ 同社の最大の特徴
    他では見られない設備機械の豊富さだ。2色成形機(ダブルインジェクション)は計9台、縦型インサート専用機が8台、汎用横型成形機17台が工場内にずらりと並ぶ様子はまさに圧巻の一言。「タイで、これだけのラインナップを用意して操業している同業者は他にはないのではないだろうか」と降矢 健Managing Directorは話す。

    こうした設備機械から生み出されているのが、特殊性の高い製品部品の数々だ。時計、カメラの部品はもとより、近年は個人志向、高級志向の高まりから、意外なところでもニーズが広がっているという。例えば、車載エアコンの噴出口。従来は単体の成形物が中心であったところ、高級車を中心に2色成形のものが求められるようになった。主力の一つエラストマー成形(ゴム弾性のある樹脂成形)も用途が広がっているという。

    タイ法人の現在の納品先は時計、カメラ等の部品が多くを占める。「さらなる成長を目指すためには、他分野へも進出しなくてはならない」と降矢MD。その第1歩と考えているのが、自動車とメディカルといった伸び代の厚い分野だ。もう一つ、インジェクションエリアで完備するクリーンルームの技術についても他に転用できないかとも考えている。タイ社会で広がる環境への意識の高まりがその背景にある。

    待ちの姿勢では成長は続かない。リスク分散のためにも新しい分野へ」。実質的な操業から5年余り。今のこの時期を、降矢MDはタイ法人の第2期「中興期」とも捉える。貪欲に一歩一歩。社是でもある「信頼」が信条だ。






FURUYA INDUSTRIES (THAILAND) CO., LTD.


http://www.furuyainc.co.jp


42/15_16 Moo 4, Rojana Idustrial 2, Tambol U-Thai, Amphur U-Thai, Pranakorn Sri Ayutthaya 13210 Thailand
Tel : +66(0)35-746-945

Managing Director: 降矢 健
Ms. Areeya
takeshi.f@furuyainc.co.jp
areeya@furuya.co.th


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