Oerlikon Balzers Coating (Thailand) Co.,Ltd.

PVD処理世界 No.1 企業がタイにも
環境対応万全周辺諸国も進出目指す



    切削工具や金型などのツールから自動車部品や装飾品などのコンポーネントまで、多種多彩な分野でコーティング事業を手掛けているのが、スイスに本部を置く「エリコンバルザース」。1946年にリヒテンシュタイン公国で設立され、現在は世界35カ国に109の拠点を構えて活動する。製造業の集積する東南アジアの中心地タイへの進出は2005年のこと。以来10数余年。今では月間300社以上の取引先との信頼を築くに至り、周辺諸国進出も目指す。










    主力のPVDコーティングとは、表面被覆技術の一つで、処理物にチタン(Ti)系硬質膜その他の薄膜を生成させる加工技術。「物理蒸着」ともされ、英名のPhysical Vapor Depositionの頭文字を取ってそう呼ばれている。応用範囲は広く、耐摩耗性や耐熱性、耐食性、耐溶着性などが向上するほか、摩擦を軽減させることから滑り性をアップさせることもできる。自動車の内燃部品や金型などにも用いられ、燃費や性能の改善にはなくてはならない技術となっている。

    世界各地でこの技術が知られるようになった現在、同社ではさらなる新たな市場への浸透を課題とする。エリコン・タイランドの籠谷 吉克Business Development Managerは、タイ法人でただ一人の日本人。タイ政府も進める医療や航空宇宙の分野に関心を深め、日夜営業開拓に余念がない。「この分野でISOを取得している会社はまずない。その優位性をバネに一気に市場開拓を進めたい」と意欲を燃やす。

    その一方で、既存市場についても忘れていない。地球規模での環境への意識が高まる中、従来のめっき方法からより安全性や環境性向を求めてPVDコーティングに切り替える動きが広がっている。「環境対策は万全。こうしたニーズもしっかりと受け止めていきたい」と籠谷マネジャー。「市場は間違いなくノー・エミッション(環境負荷低減)の方向に向かっています」とも話した。

    地政学的にも東南アジア市場の中心にあるタイの市場。すでに進出済であるが、同社ではここを拠点にCLMVへも足場を広げていく考えだ。まずは、年内にもベトナムへの進出を加速させる。その次は、カンボジア、ラオス、ミャンマー…。そのためのオペレーションはタイが担っていく方針だという。世界を席巻するエリコングループ。2018年も目が離せない存在となりそうだ。










Oerlikon Balzers Coating (Thailand) Co.,Ltd.


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Tel : 03-845-4201~204

お問い合わせ先:
籠谷 (Mr. Kagoya)
Mobile :081-979-8577
yoshikatsu.kagoya@oerlikon.com

info.balzers.th@oerlikon.com


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