FA特集




2020年までに170万台増! 産業用ロボット需要

    アジアにおける産業用ロボットの需要がうなぎのぼりだ。世界No1のロボット市場を誇る中国がけん引している。2017年はアジア – オーストラリア地域ではロボット導入が21%増の見込みとなっている。

■稼働中の産業用ロボット

    2016年時点で約180万台ある稼働中の産業用ロボットは2020年までに300万台を超えることが予想され、2018年~2020年は年平均18%の増加率となる見込みだ。稼働中の産業用ロボットの大部分を中国が占めており、2020年には約95万台となる見込みでEU全体のそれの61万台を大きく上回る。一方で日本では2018年~20における増加率はわずかと見られている。アジア全体でみると約190万台が稼働となり、これは2016年の全世界の合計台数と同じ値となる。


■世界TOP5のマーケット

    2016年時点では、全世界におけるトータルセールスの74%をトップ5の国で占めている。中国、韓国、日本、アメリカ、そしてドイツだ。中国は2位以下を大きく引き離し、2016年時点では世界の供給量の30%を占めるまでに至った。中国の8.7万台という販売台数はEUとアメリカの合計販売台数(9.7万台)に迫るほどだ。次いで韓国の4.1万台が続いている。年々、販売台数を拡大し16年度は前年比8%の伸びとなっている。韓国は世界で最も高いロボット密度となっており、従業員1万人に対して630台のロボットが導入されている計算だ。日本は前年比10%増の3.8万台(過去最大)で全体の3位に位置している。生産能力の増強を図り16年には15万台強の生産体制を誇るに至っている。4位のアメリカは前年比14%増の3.1万台。国際競争力の強化に向けて積極的なロボット導入を進めている。アメリカ国内で使用されているロボットの大半は日本・韓国・EUからの輸入となっている。5位に入るのはドイツ。前年と横ばいの2万台だがEU内の約4割を占めている。


■中小製造業への導

    中小製造業への導入促進に向けて多くのロボットメーカーはリースモデルを検討している。また、このマーケットの攻略においてはシンプル化が一つの鍵となっている。自社内に自動化に関する専門家がいない中小工場では「手軽な設置・プログラミング」に対応したロボットや高い自由度が求められている。今後、中小製造業向けのロボット開発もさらに拡大していくことが予想される。

■特集の目次■


MITSUBISHI ELECTRIC FACTORY AUTOMATION(THAILAND) CO., LTD.
タイ製造業のさらなる発展がカギ
高まるFAの重要性と人材教育

OTC DAIHEN Asia Co., Ltd
ハンドリングロボット市場に進出。工場全体の自動化へ、
ダイヘンのロボットソリューション

IKO THOMPSON ASIA CO., LTD.
空前の活況期だからこそ「日本トムソン」の安心を。
FA等の要請に応えた最適な商品をご提案

THAI NITTO SEIKO MACHINERY CO., LTD.
工業用ねじの提供から省人化まで
自動組立機の導入でコスト削減を

Fuji Electric (Thailand) Co., Ltd.
次世代製品の紹介・セミナー開催に手応え




引用:
0