FUJILLOY (THAILAND) CO., LTD.

「冨士ダイス」の高品質・長寿命金型で
タイでもワンランク上の技能集団を目指す





    超 硬合金製の耐摩耗工具・金型の製造販売で、日本国内シェアトップを誇る1949年創業の老 舗「冨士ダイス」(東京都)。日本で生産するこうした超硬合金で同等の高品質・長寿命を実現した製品及びサービスを提供する拠点が、タイにあることをご存じだろうか。2003年に設立のFujilloy (Thailand) Co.,Ltd.。取引先の事業拡大に伴いタイに進出して今年でちょうど15年目。その揺るぎのない「FUJILLOY」ブランドの信頼と高性能は、多くの顧客の信頼を得るに至った。新たなワンランク上のプロフェッショナルを目指している。

   「ミクロン単位までの精度であれば、当社のタイ人技術者で十分対応が可能。何の問題もなく安心して任せることができる」。こう話すのは、着任3年目のManaging Director 輪竹暢久氏。ベテラン技術者が中堅に、中堅技術者が新人に。こうして受け継がれてきた技能・技術の伝承が、目に見える形ですっかりと定着するようになった。この2年あまりで生産力は20%も向上したという。

    ようやく回復の兆しの見え始めた自動車部品業界。輪竹MDは今年から来年にかけて「市場が動く」と見る。これに併せて取り組もうとしているのが、ワンランク上の「異型」と呼ばれる複雑形状の金型等の生産だ。付加価値が高く、市場拡大の牽引役ともなり得る逸品。こうした難易度の高い仕事に進んで取り組もうと、機会がある度に声をかけている。

    そのための環境整備も進めてきた。5年前にチャチェンサオ県のレンタル工場から移転して開設したチョンブリ県の現自社工場では、高難易度の生産に耐えうる設備を先行導入。従業員も2倍に増員した。昨年8月には、日本の本社工場から「異型」生産の専門家を招聘、工場長に据えた。技術のトップから現場のタイ人エンジニアまでもが、一丸となってチャレンジできる体制を整えている。

    全社的な雰囲気作りも必要と考えている。「チャレンジして失敗しても、絶対にとがめない。そうした空気を作っていくことも大切」と輪竹MD。「失敗を恐れずに、難しい仕事にチャレンジしようという気持ちを持ってもらうことが何よりも重要なことだ」とも説く。

    こうした認識の背後にあるのが、タイ人スタッフに寄せる信頼と期待だ。「進出15年。ここまで来られたのも彼らのおかげ。ただし、技術的な成長の余地はまだまだある」と輪竹MDは指摘する。プロフェッショナルの技能集団を目指す飽くなき探究心。「FUJILLOY」ブランドの新たな挑戦がタイで始まろうとしている。







FUJILLOY (THAILAND) CO., LTD.


Amata Nakorn Industrial Estate 700/296 Moo 1, Tambol Bankao, Amphur Panthong, Chonburi 20160, Thailand
Tel : 092-280-9700

お問い合わせ先:
担当者:Mr. Watanabe
watanabe@fujilloy.co.th


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