NB PRECISION (THAILAND) CO., LTD.

クリアランス「ゼロ」の職人技がタイでも
産業の高度化に合わせた新用途の開発目指す





    0 .002ミリ以下という脅威のクリアランス(隙間)での薄板金属のプレス加工を実 002ミリ以下という脅威のクリアランス現する日系加工メーカーがタイにあることをご存じだろうか。静岡県富士宮市に本社を置く金型設計・製作及びプレス加工「株式会社エヌビー精密」のタイ法人「NB Precision(Thailand) Co., Ltd.」。1999年5月に設立され、今年で操業満20年目を迎える。既に板厚0.04ミリのバネ用材料に対してクリアランス0.002ミリの順送金型や、職人の手仕上げを経る事でクリアランス「ゼロ」を実現している総抜型の設計・製作の実績を多数誇る。ここまでの精密さを達成できる技術と能力は業界トップクラスだ。

    タイ工場は、バンコクからほど近いアユタヤ県ワンノイ郡のファクトリーランドの中にある。南部の県境に位置するためバンコクとの交通も車で1時間弱と至便。ここにタイ法人は、超高精度ワイヤー放電加工機(三菱PA20を2機)を設備。光学機器、自動車、二輪、家電、建材などあらゆる部品生産のための金型設計・製作及びプレス加工を行っている。日本への輸出も2割ほど手掛けるというが、その余の多くはタイ市場向け。タイの製造業を支えるという重責を担っている。

得意分野はカメラ、弱電、携帯電話、
自動車・二輪向け部品のプレス加工全般


  「取り分け材料厚0.04ミリ程度の薄くて小さいものも得意で、この分野では他社には負けないという強い自負があります」と、タイ法人を預かる西村 陽介Managing Director(MD)は力を込める。

    事実、その技術は圧巻の一言に尽きる。例えばカメラ用の絞り羽根(焼入れリボン鋼/板厚0.04mm)の総抜型の製作ではワイヤー放電加工機で0.002ミリ以下の高精度で金型パーツを加工。その後の手仕上げ・組付け・調整は職人の経験にのみよるというから、もはや芸術技と呼ぶより他はない。バリの発生も極限まで抑えることができるといい、仕上がったプレス部品の美しさは芸術品そのもの。こうした高い技術に業界から寄せる評価と期待も高い。

    これまでの組み立て工場あるいは部品生産の拠点としての位置づけから、付加価値の高いハイテク産業の集積地へと変貌を目指すタイの製造業。タイ政府もこうした先端産業を、国を挙げて育てていく姿勢を鮮明としており、海外企業の新たな進出・拠点化など新規需要が拡大していく可能性が指摘されている。

  「その時が千載一遇のチャンス」と西村MDは手綱を締めることを決して忘れない。タイや日本で行われている国際展示会などに毎年、積極的に出展を続けているのもそうしたためだ。「当社の薄物加工技術は様々な場面での活用・応用が可能です。活躍できる場所を、お客様と一緒に開拓していきたい」と結んだ。







NB PRECISION (THAILAND) CO., LTD.


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Tel : 03572-1707-8 , Fax : 03572-1707-8

お問い合わせ先:
担当者:西村、遠藤、Mr. Anan
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