LADVIK (THAILAND) CO., LTD.

日本で培った匠の技 多様化、グローバル化に照準


    ホースクランプ・イヤーバンド(結束部品)、板ばねや線ばねなどを生産するLADVIK (THAILAND) には、日本の匠から受け継いだ技と伝統がある。車載部品であれば内燃機関から内装部品まで。求められる高品質と高い機能性。妥協は一切許さない。一方で、規格品といえども不足はなく、多彩なラインナップで顧客のニーズに応えている。これから先、生産拠点タイでどのような未来図を描いていくのか。現地を訪ね、話を聞いた。








     バンコク東郊の著名な工業団地「アマタナコン工業団地」。ここに同社の本社兼工場がある。会社設立は2010年10月でBOI取得した。順次ISO9001,ISO/TS16949,ISO14001と取得し二つある工場棟には、クランプ・バンド製品、精密プレス製品、高精度の線ばね、などの生産設備が所狭しと並ぶ。日本と変わらない、高精密で耐久性の高い部品を生産する製造現場がタイに存在している。

    品質重視の姿勢は創業以来、何も変わってはいない。顧客の「困りごと」には親身で応え、解決策を共に探す。ニーズを聞き取り、日本側の技術部隊と連携し専用の解析ソフトで問題を分析、試作を経て、最終的に耐久性を重視した量産品を立上げる。こだわりに一切の限界は設けない。単調といえども、こうした実績の積み重ねが高い信頼を得るベースとなっている。

    自動車や電気電子部品、光学製品に至るまで製造業の地タイには、今後もさまざまなチャンスがあると考えている。例えば、クルマ社会において高まる安全性志向。エアバックやシートベルト、自動ブレーキシステムなど自動車メーカーに向けられる消費者の期待と関心は増すばかり。ここに匠としての技術が生きる余地があると考えている。

    「ドライバーのみならず、車と接触しそうな歩行者さえも守っていこうというのが、今のエアバックのあり方、セーフティー(安全)に対する考えだ」と小松General Manager、 「近い将来、電気(EV)自動車が続々と登場し内燃機関がなくなったとしても、必ずや当社の技術が活躍できる場所は存在し続けるでしょう。そのためのニーズにしっかりと応えていくことが大切」と熱く語り手綱を締めることを忘れない。

    創業半世紀を超えた親会社LADVIK(ラドヴィック)は、2014年にねじ・ボルト・金属部品の総合メーカーである「ヤマシナ」グループに参画。強固な精密金属加工グループの一員となった。その上で、今後の課題をより一層のグローバル化とする。タイを拠点に現在取引のあるアセアン近隣のインドネシア、ベトナムといった市場を更に開拓しながら、その先、アジア全域、更に欧米諸国へとグローバル展開を射程に。日本で育った匠の技が、また一つ海を渡ろうとしている。



イヤークランプ
ホースクランプでは適応できない締付け力を求められる箇所や、狭いスペースでの部品として市場で多く使用されております。






巻きブッシュ・クリップ・ファスナー
従来プレス加工していた製品をマルチフォーミングで加工することにより、材料ロスを抑えコストダウンすることが可能です。






ホースクランプ
規格品として多種多様のサイズを取り揃えて、お客様のニーズに合わせた製品を提供しております。カスタム製品として作業性を高めたワンタッチクランプ等も自社開発しておりますので、製品開発からご提案致します。






精密板ばね
耐久性に優れた板ばねは、微弱な荷重から高応力まで対応できるため、優れた機構部品としてカメラからプリンター、自動車部品まであらゆる産業に使用されています。













LADVIK (THAILAND) CO., LTD.


700/690 Moo 1, Amatanakorn Industrial Estate, Panthong, Panthong, Chonburi 20160
Tel : 038-079-929, Fax : 038-079-930
http://www.ladvik.com/english/company.html/


お問い合わせ先:
小松
komatsu@ladvik.co.th


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引用:
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