ALCONIX (THAILAND) LTD.

非鉄の商社から「非鉄の総合企業」へ
成長続くタイにも熱視線





    アルミ、銅、亜鉛など非鉄金属の専門商社からスタートしたアルコニックス株式会社。そのタイにおける実働部隊がALCONIX (THAILAND) LTD.だ。2004年に設立、5年後には子会社となる運輸・倉庫業のALCONIX LOGISTICS (THAILAND) LTD.も立ち上げ、タイ投資委員会(BOI)の免税取引や在庫販売も可能となった。近年は、プラント向けの配管販売などにも事業を拡大し、新市場も狙う。M&Aにも積極的で一層のグローバル化を進める同社。非鉄の商社から「非鉄の総合企業」へ。さらなる成長は続く。

    アルコニックスグループの前身は、総合商社日商岩井(現双日)の非鉄金属部門。2000年4月に独立を果たした。経営陣によるマネジメントバイアウト(MBO)を経て、06年にはジャスダック市場に上場。10年に東証一部に指定替えとなり、この前後から海外進出を本格化させるなど順調に事業を拡大していった。



    グローバル化の第一歩として選んだのが、非鉄金属の中でも収益性で優れた希少金属 (レアメタル)や希土類元素(レアアース)の分野だった。現在、中国やベトナムから輸出し、日本国内の取引先に販売しており、自動車や電気電子を中心に製造業の集積するタイでも今後、需要が拡大していくとみて関心を強めている。  二つ目の大きな柱が、従来の商社流通事業の垣根を越えた企業買収等のM&Aの展開だった。非鉄金属をドメインにM&Aや事業投資を展開。物流、金属加工、表面処理業など軸足を広範囲に置き、優良企業を次々とグループ傘下に収めていった。こうして形作られたアルコニックスグループでは、事業が新たな事業展開を生み、相乗効果を発揮。結束はさらに固いものとなった。

    このような日本での取組みは、タイ市場でも同様に実施をされた。エアコンなどの家電用金属素材、飲料水向け容器缶などの従来の事業に加えて、電子部品などの新市場にも強い関心を持つ。日本のグループ内から金型用溶接材料及び設備の補修工事を行うメーカーや、非破壊検査用材料や設備を扱うメーカーなどがすでにタイへ進出済。グループとして提案型の営業活動を行うことで、間口の広い複合的な受注も可能となった。

    一方で、タイ市場ではタイで事業展開を行う日系企業メーカーと組んで、化学、発電、一般製造、食品加工など各種プラント向けの配管や継ぎ手の取り扱いも行っている。裾野が広く、今後あらゆる場面で成長が見込める分野。事実上の代理店として、小ロットからの問屋業務も遂行している。順調に成長を続ける同社。今後の事業展開から目が離せない。






ALCONIX (THAILAND) LTD.


11th Floor, Zone A, Thaniya Plaza Building, 52 Silom Road, Suriyawongse, Bangrak, Bangkok 10500
Tel: 02-231-2375 Fax: 02-231-2376-9

お問い合わせ先:
松岡
062-381-4999
matsuoka.shuhei@alconix.co.th

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