Toyo Business Engineering (Thailand) Co., Ltd.


◎世界480社を超える導入実績の生産・原価管理ソフトウェア「MCFrame」/
組立加工からプロセス業界の進出企業を支援/


Toyo Business Engineering (Thailand) Co., Ltd.




    ものづくりの業務ノウハウや豊富な経験を 「現場の知」としてシステム化し、標準化することで現場力の向上を支援するパッケージとして評価の高い東洋ビジネスエンジニアリング社の「MCFrame」(エムシーフレーム)。これまでに世界480社以上で導入がなされ、その効果のほどは立証済。タイでも2008年に市場投入され、約20社の日系企業の生産拠点の立ち上げなどで威力を発揮。同社のもう一つの主力商品、海外拠点向けコンパクトERPパッケージ「A.S.I.A.(エイジア)」とともに日系企業のタイ進出を支えてきた。今年は年末にアセアン経済共同体(AEC)が発足するなど節目の年。タイからアセアン各国へ、そして世界へ。企業の動きがグローバルに加速する中、強力なサポート役として「MCFrame」シリーズが再び脚光を集めている。同社のタイ法人Toyo Business Engineering (Thailand) Co., Ltd.(B-EN-G Thai)で、導入支援を担当する太田雅孝Division Manager(DM)にそのあたりの話しを聞いた。

タイユーザ会を通じて事例、課題を意見交換

    今日は4カ月に1度の「ユーザ会」の開催日。タイを拠点に活躍するMCFrame導入各社の日本人責任者がタイ人マネージャーらを引き連れ、バンコク・アソークにあるB-EN-G Thaiの会議室に続々と姿を現した。参加各社は、精密機械、電子機器、素材加工などと業種は多彩。当然に、抱える悩みや問題点、苦労は異なる。それでも問題解決に向けたヒントが得られるかもしれない、応用事例が聞けるかもしれない。情報共有にかける熱意で、会合が始まろうかというころには、会場は熱気で包まれていた。

    ユーザ会には、B-EN-G Thaiの担当者のほか販売や導入を担当する同社の日系ビジネスパートナー各社も参加をしている。顧客から発せられる一言一言に、隠れた改良点がないか、問題点はないかを確認するためだ。「顧客の生きた声があって、システムも初めて改善・改良が進む。売って終わりは絶対にしたくない。一方で、ユーザ各社の皆様にも会合で何かを見つけ、持ち帰ってもらいたい。実りの多いユーザ会を今後も継続していきたい」と太田DMは開催の狙いをこう話す。「ユーザ会」は2005年に日本で始まり、現在は120社以上を会員として活動している。導入する顧客が増えてきたタイでも需要があると判断。2年前から海外初のユーザ会としてタイで発足された。タイのユーザ会は日本人とタイ人に分けられ、タイ人が自由に発言したり、情報交換できるよう配慮されている。

日本の製造業から生まれたグローバル生産・原価管理パッケージ

    MCFrameは、もともとが製造プラントの制御とIT技術の融合から開発が始まった基幹システム。1996年に製品化がなされ、生産現場のノウハウをカスタマイズして取り込める柔軟性や、モジュール単体での導入が可能であることなどから、顧客の指示を得た。その中核と成すのが、生産・販売の計画・実行・分析を行う「MCFrame生産管理」と、標準原価・予算原価・実際原価・速報原価の4種類の原価管理機能を標準装備する「MCFrame原価管理」の2つだ。タイ市場には、これら2種がともに投入されている。

    「MCFrame生産管理」の強みは、標準化された機能で事業をスタートさせ、徐々に拡張できる点にある。変化の早い市場では早期の事業立ち上げが喫緊の課題。あれこれとシステムの組み合わせを検討していては、それだけで時間のロスを生む。そんな時はこれ一つ。カスタマイズ性にも優れ、導入後の機能の追加も容易。互換性もあるため、旧システムからの移行も簡単で、そのためのツールも用意されている。一方、「MCFrame原価管理」が秀逸なのは、その多彩な分析機能だ。他のシステムとの組み合わせも自由自在で柔軟性も高い。原価シミュレーションも得意とし、独自の生産管理システムを導入する企業の中にも、同社の原価管理システムを採用したいと希望するところも。「戦略的な原価管理ができると、高い評価を得ています」と太田DM。2015年までの5年間で導入実績は5倍強に伸びた。

システムの導入と運用を日・タイ・英語で現地サポート

    グローバル化が進む中で、企業の動きも多様多彩となっている昨今の世界市場。「チャイナ・プラスワン」の行方が混沌とする一方で、「タイ・プラスワン」の魅力が華々しく叫ばれるようになったが、太田DMは「こうした時代だからこそ、より慎重な顧客サポートを展開しなくては」と話す。アジアに置く同社の拠点は、バンコク、上海、シンガポール、ジャカルタの4つ。綿密な連携を図りながら製造業のアセアン展開を支援したいとする。一方で、今後は伸張するタイ資本向けにも事業展開を進めていく考えだ。そのためのビジネスパートナー協議も近ごろ開始した。熱いタイの市場で、確かな一歩。東洋ビジネスエンジニアリング社のこれからが必見だ。






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