創刊号特別特集 タイ工業団地“新時代

創刊号特別特集 タイ工業団地“新時代”

 

2011年の深刻な洪水被害から立ち直り、2012年にはGDP成長率6.5%を記録、2103年は成長が鈍化したものの着実な経済成長を続けるタイ。日本からの投資も近年加速しており、2012年には約1兆円に達している。

 

タイ工業団地“新時代”

 

貿易の主要品目は自動車、PC部品、エアコン、冷蔵庫などで、ASEAN拠点のマザー工場となりつつある。日系企業進出の歴史も長く、サプライチェーンも充実。そして、タイ投資委員会(BOI)による優遇制度のほか、関連法の整備も進み、ほかのASEAN諸国を東西南北につなぐパイプラインの建設も加速している。

 

こうした成長の原動力となっているのが、タイ各地に展開する工業団地だ。現在、多くの工場は慢性的な人手不足と人件費の上昇という経営上の課題に直面している。また、洪水の危険性は、ASEAN諸国が抱える共通の問題だろう。

 

創刊号の特集では、こうした数々の課題と向き合い、ものづくりを支える工業団地を取り上げる。

 

 

タイ製造業年表

 

1980年代

政策を輸出工業化に転換。農産物加工品や労働集約的で輸入技術に依存した組立作業が主。
85年に工業製品輸出額がはじめて農産物輸出品額を上回る。

 

1990年代

資本の自由化により調節投資が大幅に増加。金属製品、電機・電子、IC等が産業を牽引し、タイの経済成長は一気に加速したが、それがバブルを引き起こし97年アジア通貨危機が起こる。

 

2000年代

一旦は経済が停滞したものの、特に自動車を中心に、順調に経済成長を続ける(2000年の生産台数40万台)。電気・電子大手日系企業はタイをASEANの生産拠点とし、エンジニアの育成、生産性・技術力向上等に力を入れた。

 

2010年代

外資(特に日本)の経済成長の鈍化、世界的な金余り、加えて円高等の影響で投資がさらに加速する。
特に自動車においては、2010年に生産台数160万台を記録、2011年の大洪水により壊滅的なダメージを受けたにも関わらず、2012年には、240万台を生産し、驚異的な回復を見せた。

 

 

【掲載企業一覧】

 

アマタ・ナコーン、アマタ・シティー

Amata Nakorn Industrial Estate, Amata City Industrial Estate


ロジャナ工業団地

ROJANA INDUSTRIAL PARK


304工業団地

304 Industrial Park


タイコン・インダストリアル・コネクション

TICON Industrial Connection Public Company Limited


プロスペクトディベロップメント株式会社

Prospect Development Co., Ltd.,


引用:
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