Cashew Marketing (Thailand) Co., Ltd.

カシュー・グループ入りでサポート力強化
東南アジア市場への浸透目指す



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    自動車、家電など工業製品向け塗料および樹脂の製造メーカーの「カシュー株式会社」(さいたま市)。そのタイにおける開発・販売を担当するのが、2016年にグループ入りしたSUN GENESIS INDUSTRY CO., LTD.(SGI)だ。タイ市場では、自動車メーカーが進出を強める前、1980年代末にすでに拠点を構えており、家電メーカーなどの顧客から高い評価を得ている。「スピード感、正確さが強み」(倉澤和重Managing Director)という同社。体制強化でさらなる飛躍を目指す。

    グループ入りは、いわば“既定路線”と言えた。SGIの設立は1998年。起こしたのは日本のカシュー本社の出身者だった。タイで始まった自動車市場の拡大を受け、内装向け塗料の販売・技術サポートを開始。小回りの効くケアが顧客のハートをつかんだ。2010年にはカシュー本社などと合弁でCashew Thailand(CTC)を設立し、家電、自動車内装などの市場向け塗料の現地生産を開始。開発・販売はSGI、製造はCTCという関係が出来上がった。

    このほど、SGIの創設者でもある主要株主からの株式譲渡を経て、カシュー本社が経営権を獲得。グループの一員として正式に位置付けられるようになった。17年9月にも「カシュー マーケティング」(仮称)に商号変更、カシュー・ブランドを全面に押し出すことで結束を強化する。

 

■コンシューマー市場への浸透も目指す


    主なターゲットは、成長著しい東南アジア(アセアン)市場。シンガポールに置く販売拠点やインドネシアのサービスセンターを製造拠点のタイからサポート、顧客ニーズの充足度を高めていく。

    同時に考えているのが、玩具や化粧品容器など新たなコンシューマー市場への浸透だ。所得の向上で一般消費の底上げが見通せるアセアン。潜在需要は計り知れない。「一つの市場だけにリソースを集中していてはリスクヘッジができない。多彩なジャンルに当社のサービスを届けたい」と倉澤MDは意欲を示す。

    調色などの塗料製造や技術サポートには一定のスキルが要求される。その現場を指揮・管理するのは日本工場の製造部門出身の鵜飼General Managerだ。経験に裏打ちされた的確なカイゼン活動で、効率化と品質向上を進めている。従業員教育にも抜かりはない。カシュー本社から技術指導のための担当者をタイに招き、定期的な研修を実施する。倉澤MDは「給与などの待遇面だけでなく、従業員がスキルアップできるような魅力ある会社を目指したい」として話を結んだ。





Cashew Marketing (Thailand) Co., Ltd.


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