Taiyo Technology Industry (Thailand) Co., Ltd.

樹脂めっきの新工場をタイ国内に


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■金型~組立てまでワンストップ対応


    約80年の歴史を持ち、樹脂めっきの分野では第一人者として知られている太洋工作所。タイには8年前に営業所を開設、4年前にはASEANで3拠点目となる工場をサムットプラカーンに設立。現在はさらに樹脂めっき工場を増設中だ。車載樹脂部品の金型、成形、塗装・めっき、レーザー、組立てと、製品データがあればワンストップでの生産委託が可能な同社。樹脂めっき以外では二次加工のみの生産委託も受けている。顧客ニーズに応じた柔軟な対応に定評がある同社に話を聞いた。

    同社では、タイでは珍しく樹脂めっき品・樹脂塗装品の両方を扱っている。「自動車内装部品の上位モデルにはめっき処理、中位モデルは塗装、低位モデルは加飾なしといった使い分けが可能です」と話すのは白井Managing Director。顧客にとっては、同社にまとめて発注できるため金型が一つで済む点も魅力だろう。また、樹脂めっき品と樹脂塗装部品の嵌合調整まで一括で依頼することも可能だ。

    同社の技術力を示すのが“文字見切りの二色成形”だ。二色成形が可能な工場が限られるなかで、さらに繊細な金型のあわせが要求される文字見切りの樹脂めっき品を取り扱えるのは、タイ国内では数社のみだ。「合理化が図れる新デザインの技術提案をしていく事が、我々の使命だと考えています」と力強い。

    そして次世代の車内空間を想定した開発も進めている。金型に特殊エッチング加工を施した成形品に、様々なエッチングパターンや極細のヘアラインといった繊細な意匠を樹脂めっきで表現することを可能とした。今までにないシルバー色のインテリアデザインを、次世代の車内空間のデザインとして車両メーカー様に提案している。

 

■ジャーマン3社からの正式認可も


    同社はジャーマン3社(BMW・メルセデス・アウディ)からアジアでは珍しい正式認可を受けている樹脂めっきメーカーだ。同社の独自めっき管理技術が評価され、サテンめっき加工の継続発注を受けている。現在は日系自動車メーカーによるサテンめっき採用が増え、大阪で樹脂めっきを2工場3ラインに増設。そして現在はタイでも、2018年稼働予定で新工場を建設中だ。「新工場の稼働後は、これまで日本で対応していた樹脂めっきをタイ国内で全て完結することができる。納期・価格面でさらにメリットを打ち出したい」と語る。今後はタイを拠点として各国に輸出をする予定だ。




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Taiyo Technology Industry (Thailand) Co., Ltd.


55/1,3,5,9,11 Moo 15, T.Bangsaothong, A.Bangsaothong, Samutprakarn 10540 Thailand
02-182-5228

お問い合わせ先:
白井
081-923-1090
shirai@taiyotech.th.com

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