Techniques Surfaces (Thailand) Ltd.

圧巻のメンテナスサービスをタイでも。


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    フランスに本社を構えるHEFグループ。トライボロジー研究の第一人者としても知られる同グループは、これまでに表面処理加工に関する多くの革新的技術の開発と特許取得をしている。世界21か国で活動する、まさに表面工学の専門家集団だ。そのタイ法人が本格稼働を開始した。

 

■動くものはすべて加工の対象


    「摩擦・摩耗に特化した研究機関は他には見ない」と話すのは、タイ法人を率いる金森氏。同グループでは、世界中で表面加工のサービス提供を行いながら、フランス本社では60名以上の研究員が摩擦・摩耗の研究を続けている。この絶え間ない研究開発が同グループの最大の強みだ。「タイに導入しているライン・マシンもフランスの研究所が独自開発したもの。同性能のマシンは世の中には無い」と胸を張る。

    日本でもお馴染みの「タフトライド」は同グループの商標だ。タイでも独自開発ラインでタフトライド加工を提供しており、既にエンジン部品の最終工程を請け負っている。「亜鉛やニッケルメッキと比較して“耐食性”“摩耗性”“剥離が起こりにくい”」といったメリットをあげる同氏。「金型へタフライド処理を施すことで、型離れをよくすることができる」とも。金型寿命が延びるだけでなく、部品にも傷がつきにくくなり歩留まりの向上という効果もある。またタイ工場では、こちらも独自開発のDLCマシンによる真空蒸着のサービスも提供している。部品の表面をカーボンの膜で覆うことでダイヤモンドに匹敵する固さを実現する。今後タイでも、耐久性が必要なギア・ロッカーアームなどのエンジン部品への使用を目指している。

 

■タイのものづくりを進化させる


    今後エンジンの小型化が進むことで、今以上の摩耗性が求められることは間違いない。「そうなれば、HEFグループの腕の見せ所」と追い風を感じている同社。タイでも全体的に技術レベルが向上しているとはいえ、まだ日本と同等のサービス品質ではない。「だからこそ、(表面処理加工)摩擦・摩耗に関して何でも相談をして頂きたい」と話す金森氏。21ヵ国でのサービス提供と研究開発に裏付けされた屈指の技術力。同社の進出によってタイのものづくりが一歩進化するのではないか。そう感じて取材を終えた。




Techniques Surfaces (Thailand) Ltd.


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038-213-818~20
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お問い合わせ先:
金森
+81 80-5685-4343
tkanamori.hefdurferrit@hef.fr

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