Mobile Innovation Company Limited

IoT時代を見据えた新時代サービス
物流「山九」と実証実験をスタート




 あらゆるモノがインターネットに接続され、環境や空間の変化がリアルタイムに観測できるIoT、モノのインターネット。この新技術をさまざまな場面で活用しようという動きが広がっている。 (NTTドコモ)とタイの総合商社ロクスレーが共同出資して誕生したMobile Innovation Co.,Ltd.が進める「NANO Track Solution」サービスもその一つ。建屋の中に設置するなどして温度や湿度などあらゆる移り変わりを自動監視、対策に充てるというものだ。総合物流企業「山九」と始まったこの試み。将来は多様な分野への応用が利くものとして注目を集めている。




 「NANO Track Solution」は、ワイヤレスネットワークを活用した新たなIoTサービス。多機能センサーを内蔵した親機と子機の二種類の端末がエリア内を2分おきに絶え間なく監視。温度や湿度、気圧、音、光、衝撃位置情報といった各種情報をクラウドサーバーに送信。専用のソフトウエアで解析し「何が起こっているか」を視覚的に示すものだ。

 このうち、山九レムチャバンのアマタシティ倉庫で行われている実証実験では、温度と湿度を自動監視。例えば、気温が38度を超えると警告メールが自動で送られる仕組みとなっている。総合物流企業だけあって倉庫には、高温や湿気に弱いものなど混載さまざま。ともすれば、異変が起こってから対処するケースが少なくなかった。これを先取りしてトラブルを未然に防ごうという狙いがここにある。顧客への安心の提供、ひいてはコスト削減への期待も膨らむ。

 「さまざまな顧客企業の声を聞く中で、〝こういうのが、あったらいいな〟というのがサービス提供のきっかけでした」と担当するMobile Innovationの清水康之氏は解説する。生産工程で内蔵されるIoT製品とは少し違う、いわば「後付けのIoTチップ」。用途の可能性は無限にあると見ている。

 その一つに、食品業界での活用があるのではないかと同氏は読んでいる。折しも、日本をはじめ海外を産地とした高級食材ブーム。牛肉、鮮魚、果物…。鮮度を長く保つために欠かせないのが温度や湿度の管理だ。小売り、流通業界が何を求めているのか、戦略の構築が進められている。

 GPSや携帯電話ネットワークを活用した車両運行管理サービス(FMS)事業では先行するMobile Innovation。将来の柱となりうる新規事業を大切に育てたいと考えている。

 




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