OKAMOTO (THAI) CO,.LTD.

 

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タイにおける研削盤の製造・販 売の老舗


    1987年タイ法人設立、1988年に工場を操業。タイにおいて研削盤を主とした砥粒加工機で製販両方を手掛ける OKAMOTO (THAI)はタイの工 作機メーカーの中でも最も早く進出した企業の1 社であり、現地で事業展開を開始した老舗メーカ ーだ。グローバルネットワークとして販売拠点は 日本、アメリカ、ドイツ、中国、シンガポール、タイ を拠点とし展開しているが、生産拠点は日本、シ ンガポール、タイの3拠点となる。

    「当初タイはシンガポールに鋳物を供給する拠 点として始まりましたが、今は90%以上を内製し ています。また、研削盤を製造する上で重要とな る摺り合わせという最も重要な技術を習得した 職人を100人程度保有しています。ここまでの体 制を保有しているからこそ、お届けする一台一台 の製品に関して一貫した品質管理が可能であ り、アフターサービスも短期間で確実に実施が可 能です。お客様に安心して、長期間ご利用いただ けると考えています。」と語るのは同社のアセアン 販売統括の山田GM。

    タイ工場を訪れてみる と、その規模感に圧倒され る。研削盤を製造するため に必要な工程である、木型 製造、鋳物製造(キャパシテ ィ1,800t/月)、塗装、機械加 工、板金、組立すべてが自社 工場内に取り込まれてい る。また、元々研削盤自体が 大きな製品となるため、1個

生産で大きな鋳物部品等が生産工程の中で加工 されている様子は圧巻だ。現在では、木型から鋳 造品の製造やパーツの機械加工等、自社用のみ でなく、外からの注文も受け付けて対応して いる。

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職人の技


    研削盤の精度は様々な要素によって決定づけ られるが、特に重要なのが摺り合わせ(きさげ作 業)という工程だ。通常タイプの研削盤は下から ベース、サドル、テーブルと3段階の構造になって いる。テーブルの上にワークを固定して、上から 砥石を当て、サドルとテーブルを前後左右に移動 させてワークを削る訳だが、サドルとテーブルが 如何にスムーズにブレずに動作するかが最終的 な精度に影響する。同社ではすべて職人が手作 業で行っている。全スタッフ780人のうち、同作業 の仕上げが出来る職人が100人以上。今まで何度 も自動化を試みているが、やはり最終的には職人 の技が必須となる工程で、毎年5-6人のタイ人ス タッフを日本に送り込み続けかれこれ10年近く。それだけ摺り合わせという工程が同社製品の品 質・精度を決定する重要な工程であり、かつ他社 が簡単には真似が出来ない強みとなっている。

    またそのような過程を経て完成した製品は加 工精度もさることながら、特に台湾の製品とは一 部の機種で競合するが、同社の製品は非常に寿 命が長く、しっかりとメンテナンスを行いながら使用すれば20年以上使い続ける事が可能。そして タイにおいてはそのメンテナンスをより深くサポ ートしてくれる製造・サービス拠点がすぐそばに あるため心強い。

 

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新たな領域へ(誰でも使える使 いやすさ、精度の追及)


    日系工作機械メーカーの激戦区であるタイに おいて、同社も新たな製品開発に挑戦し続けて いる。既存のニーズに対してはより簡単に、誰で もオペレーションが可能な工作機械を、適正コス トで提供するというのがキーワードだ。ワークを 加工するためは加工点や切込量等様々な設定が 必要になるが、同社のノウハウが詰まった標準加 工パターンを用意し、イージーオペレーション で、習熟度がそれ程高くないオペレーターでも均 一の品質を維持できるような仕組みを現在日本 で設計中だ。

    また昨今、部品加工の分野は、よりミクロの世 界を競う時代に入ってきている。一般に求められ る精度は1μ(1/1000mm) レベルで、自動車、電 気・電子製品、金型等に活用されるが、よりハイエ ンドの領域に関するニーズも顕在化してきてい る。シリコンウェハーや光学デバイスの領域では n(ナノ)(1/1,000,000mm)レベルの加工が求めら れ、更に次世代の生産システムで1Å(オングスト ローム) (1/1,000,000,000mm)レベルの加工技術 がナノテクやIT、次世代デバイスへの応用が期待 される。こういった領域においては、研削盤とい う形にはとらわれず、ラップ盤(水に砥粒物を含有 し、ワークの表面を高速で滑走させて発生する摩 擦力により磨く加工技術)や分野に特化した特定 の生産ライン専用の砥粒加工機を提供してい る。研削盤メーカーではなく、総合砥粒加工機メ ーカーと謳う所以であり、 同社は今尚究極の平面を追及し 続けている。

 

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タイ工場では、中型以下の5シリーズ40機種の 平面研削盤を月産約90台製造。輸出先は日 本、欧米、アジア各国であり、顧客ニーズに合わ せて製造している。


オカモトタイ工場で生産し、タイ市場に提供 している代表的な平面研削盤
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OKAMOTO (THAI) CO,. LTD.

174 Mu 2, Tambol Chamaeb, Amphur Wangnoi, Ayudhaya 13170, Thailand

☎ 03-572-1660(営業部)

山田(TEL:081-946-1991) 

西村 (TEL: 081-946-7420)

http://www.okamotothai.com/

 

引用:
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