Nava Nakorn Industrial Estate

 


◎ 創業から45年、タイ初の工業団地ディベロッパー

Nava Nakorn Industrial Estate


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    バンコク北郊パトゥムターニー県と東北地方の玄関口ナコーンラーチャシーマー県で2つの工業団地を開発・運営するのが Nava Nakorn Public Company Limited(ナワナコン株式会社)。1971年3月に設立。間もなく45回目となる創設記念日を迎え る。パトゥムターニー県の5,000ライ(1ライ=1,600㎡)で始まった工業団地事業も拡張とサービスの拡充を続け、現在は両団地合わせて約 8,500ライの規模に。2002年にはタイ証券取引所に上場も果たした。東南アジア経済共同体(AEC)が発足したこれからは、「コミュニティーづくり に力を入れたい」とNIPIT(ニピット)CEO。タイのハブ化が進む中、次世代のタイ工業団地のあり方を自らの課題としている。

 

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■「通勤圏内」が最大の魅力

 

    主力であるナワナコン・パトゥムターニー工業団地の最大の魅力は、バンコクの市街地から約45km、車で40分という立地だ。都心部での居住が多い外国企 業の駐在員にとって、地理的利便性は何にも代えがたい重要なポイント。将来は高架高速道路の建設が予定されているうえに、近くを都市鉄道「ダークレッド・ ライン」が走行する計画もある。「通勤圏内」という好条件が、タイで最古の工業団地に人々を引き付ける大きな要因となっている。

 

    水や電力供給の豊かさも大きな判断材料だ。パトゥムターニー団地の水供給送料は日量12万㎥とふんだん。多量の水を使用する食品工場や製薬工場にはうって つけの現場と言える。変電所は工場内に4カ所を設置、515MVAの送電供給を行っており、ほとんどの業種に対応可能。11年の大洪水を教訓に堤防と防御 壁も全域で設置済みだ。

 

    名門タマサート大学や学術機関が周囲にある関係から、知的水準の高い研究者向け労働者が確保しやすいといった環境にもある。このため、企業の研究開発 (R&D)候補地に挙がることも。また、北部地方と東北部地方の分岐点にも近く、一般労働者(ワーカー)が集まりやすいといった地理的条件も当該 団地の優位性を保っている。

 

■街づくりにもチャレンジ

 

    「工業団地運営といった従来の事業は継続しながらも、工場や居住施設、生活空間が共存した街づくりを今後は進めていきたい」というのがニピットCEOの今 後の姿勢だ。交通インフラなどが整えば、バンコク郊外にあたるこの地域にはこれまで以上に人が流入することが予想される。人口の増加は飲食や小売、病院、学校、娯楽といった施設の設置を生み、次第に街が形成される。「バンコクよりも生活費が安価で快適な暮らしが体感できる街。その需要が増していくと考えま す」タイ国内工場の役割やAEC内におけるあり方も変わってくるとニピットCEOは読む。労働集約型の生産現場は労働人口の多いインドネシアやベトナムな どに順次シフト。タイに残るのは高付加価値製品を造るためのラインや研究開発の機関などといったものに限定されるという見方だ。そのうえで進むタイのハブ 化。「タイには数十年の製造業経験、アドバンテージがある。インフラもロジスティックスもある。ハブ化がタイが生き残る唯一の道だ」とも。

 


    タイ政府が進めるクラスター政策への期待も熱い。「タイの将来を考えた時、ハラールや航空宇宙産業、電子電気といった高付加価値産業の伸長が欠かせませ ん。現在はニッチでも必要とされる時代が必ず訪れます。時機に合った工業団地運営を進めていきたい」。大きな身体を時折揺らしながらも、このように語るニ ピットCEO。鋭い洞察力と判断力はとても斬新で刺激的だ。

 

 

Nava Nakorn Public Company Limited

83 C.B House Bldg., 4th Fl. Amnuaysorngkram Rd., Thanon Nakomchaisri, Dusit, Bangkok 10300

TEL: 02-529-2172
FAX 02-529-2171

www.navanakorn.co.th

 

 


引用:
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