コグネックス株式会社

生産の根幹を支える認識技術あらゆる製造業への活用が可能



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    生産ライン上を流れる部品や完成品。その一つ一つに不良品はないか、不具合がないか瞬時に見分け選別し、検査の自動化を可能にするのが画像処理の技術。あるいは、部品の装着を行うロボットの眼となったり、物流システムの追跡処理に活用されたり…。画像処理の適用範囲は非常に多岐にわたり、製造業界の根幹を支える技術と言ってもいい。その画像処理業界のグローバルリーダーがコグネックス社(本社:米国)だ。この5年間だけでも同社における全世界での総売り上げが2倍以上に伸びるなど、画像処理は今後も拡大が見込める有望な市場である。タイ進出を本格化させた企業戦略について概観した。














■工場の悪環境下における安定認識を実現


    生産の自動化、省力化を図るために導入されるのがファクトリーオートメーション(FA、工場自動化)だ。人による「関与」を極限まで減らし、誤差を極少化して生産性を向上させるのがその狙いである。この時、重要なカギを握るのが画像処理の技術だ。検査対象物を撮影した画像に起こる台形歪みや、解像度が低いといったカメラを介する以上避けられない問題、印字不良により認識が不可能になるといった検査対象物そのものに発生する課題も多く発生する。また、検査対象物の素材や工場内の環境等に起因する明るさ変動も、機械による認識不能、読取ミス、誤判定を生み出す要因になる。こうした時、目視による最終チェックで事態を切り抜けてきたのが昨今までのタイにおける生産ラインの実情だった。


    コグネックス社の画像処理技術は工場におけるこれらの悪環境下での物体の安定認識を実現し、人件費の抑制を可能にしてきた。また、この優れた画像処理技術がバーコード/二次元コードの読み取りにも適用されており、同社のバーコードリーダは従来であれば読み取り不可能とされてきた致命的なパターン欠損にも対応が可能だ。

 

■画像処理やロボットによる自動化の余地はまだまだある


    製造の現場で品種が変わるたびに繰り返されるロボットのティーチング(教示作業)や画像処理のキャリブレーション(校正作業)は、高度なスキルが必要とされるため、システムインテグレータと呼ばれる専門の技術者が人海戦術でその煩雑な工程を処理していた。ところが、システムインテグレータ業界には海外進出の体力を持ち合わせていない小規模企業が多く、タイ市場におけるFA化の遅れの一要因ともなっていた。


    コグネックスの最新の画像処理技術はロボットと画像処理の融合において絶対原点とい う考え方を採らない。これまで半日から終日かけて行ってきた「認識→立ち上げ」のプロセスも、画像処理そのものが短時間で済ませてしまう。台車の上にロボットを載せて頻繁に稼働場所を変えるなど生産ラインの在り方を根底から覆した。


    ここにビジネスチャンスがあると見る。「人の手を必要とする場面のまだまだ多いタイの生産現場。自動化が必要とされる余地はかなり残 っており、ラインの再構築による需要増はこれから」と吉田盛雄エリアディベロップメントマネージャも話す。


    画像処理専業メーカとしてグローバルリーダーの地位を誇る同社。日中韓とアジア進出も順調にはたし、高い技術力と世界中で蓄えた知見を基に、アセアン市場にも更に注力の構えである。トレーサビリティー(追跡可能性)のニーズの高まりなどからバーコードリーダ需要が急増しているアセアン市場。最近ではタイ・プラスワンの動きも加速している。あらゆる製造業種への活用が可能な同社の画像処理技術の将来性は無限大に近い。


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