T H K 株式会社

あらゆる産業に貢献する機械要素部品



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    工作機械などメカトロニクス産業に必要不可欠な機械要素部品。従来の回転運動に加えて直線運動の転がり化が可能となったことで、あらゆる駆動メカニズムへのアプローチが容易となった。それを世界で初めて製品化したのがT H K 。1972年リリースの「LM(リニアモーション)ガイド」が始まりだった。それから間もなく半世紀。モノ作りの現場はもちろんのこと、社会基盤や住環境の整備、医療や航空宇宙産業まで幅広い範囲で応用がされ、革新的な技術として社会を支え続けている。産業の集積するタイでも、企業活動への支援や社会インフラの整備で大いに活躍が期待されるテクノロジーだ。














■「見えないところで活躍


    「未来を切り開く研究」、「見えないところで活躍する」、これがT H K 社製品の共通点だ。T H K が販売する機械要素部品は、直動システムを実現するLMガイド、ボールスプライン、ボールねじ、クロスローラーリングなど多品種にわたる。その一つ一つに込められた高い技術力が高品質となって、産業や暮らしを足元から支えている。社名T H K のTは「タフネス」を、Hは「ハイクオリティー」を、Kは「ノウハウ」をそれぞれ表す。長寿命、世界最高品質、そして技術と知恵の結晶であるノウハウを顧客に提供するソリューション力が同社の力の源泉だ。


    自動車部品や電子部品などを生産する工作機械や産業用ロボットの多くで、駆動部分にT H K 製品が搭載されている。これにより超精密な作業が可能となり、サブミクロン以下の精度が実現できるようになった。メカトロニクス機器の高精度化は高速化や省力化をもたらし、機械性能の向上や産業の高度化をも加速させた。自動車の足回り部品であるスタビライザーにも同社のリンクボールが採用され、安定した走行性能を実現。電気自動車など新世代の自動車開発などへの応用も期待されている。


    免震システムへも広く活用されている。揺れを軽減させながら構築物の安全を維持する地震大国日本で生まれた新技術。フロア単位、テーブル単位での対応も可能で、システムサーバや美術品免震など幅広い用途に採用されている。このほか、CTスキャナ、MRIなどの医療機器や電動キッチンシステム、駅のホームドアといった人の命や暮らしを守る機器等にも広範囲に活用されている。近ごろでは大型光学赤外線遠望鏡や航空宇宙産業へも応用されている。「あらゆる産業に貢献できるのがLMガイドをはじめとするT H K の技術なのです」とタイを統括するシンガポール法人の赤澤芳朗Managing Directorは話す。

 

■ T H K 全体でトータルサポートを


    T H K のタイでの事業は、当初は現地代理店を通じての営業展開だったが、日系取引先の相次ぐ進出を受けて一昨年から体制を強化させた。昨年1月には顧客の自動化ニーズに応えて電動アクチュエータの日本人専門技術者がタイに駐在。顧客からの相談に直接応じるほか、タイ現地での電動アクチュエータのアセンブリ対応も開始した。タイ人技術者向けのテクニカルセミナーも随時開催、技術の浸透にも努めている。


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    「トップマネジメントの日本人駐在員から現場のタイ人技術者、営業社員までもがT H K 製品のファンになってほしい」と話す赤澤MD。「日系企業の多いタイでT H K ファンが増えれば、日本市場においてもさらにT H K の採用が増加する。T H K 全体としての顧客開拓を目指したい」とも。アセアン経済共同体(AEC)の発足やタイ政府による産業クラスター制度の導入などダイナミックに変貌を続けるタイの市場で、最も熱くなりたいと考える企業の一社に相違ない。



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THK RHYTHM (THAILAND) CO., LTD. LM System Division Bangkok Branch


Bangna Tower, Tower A #1701 2/3 M. 14 Bangna-Trad Highway Km 6.5, Bangkaew, Bangplee, Samutprakarn 10540, Thailand
http://www.thk.com/th/copy-of-home 


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