HIRAOKA(THAILAND)CO.,LTD.

金型特集

HIRAOKA(THAILAND)CO.,LTD.

日本よりも丁寧に、高い精度と早いレスポンス



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    タイでは珍しいゴム製部品を作るための 金型生産が主力のHIRAOKA (THAILAND)。「タイ進出のきっかけは2008年のリー マンショック」と話す平岡社長。「国内製造業の 需要は今後、低迷・減少の一途であることは間 違いない。ならば、これを機会に海外に出てか なくては…」。こうして決断し、誕生したのがタ イ現地法人だった。

    とはいえ未知の地。初めての海外拠点。従 来からの取引先回りに加え、緻密な営業活動 で顧客獲得を進めていった。その要諦は「早 いレスポンスと丁寧さ」。顧客がスピーディー な生産に臨めるよう、心掛けたのが身内同様 の同体歩行だった。「新たな産業用需要に食 い込めたのも、こうした姿勢があったからだ と思う」と平岡社長も振り返る。

    ここで生産するのは、自動車のドアやボディ に組み付けられ、重要なシール部品と位置付 けされるゴム成形品を作るための金型など。 バランスと精度が要求され、製造の過程で生 じるバリに関してもゼロか簡単に切れやすく しなければならない。ゴム製品は内部にガス が溜まりやすいことでも知られており、これを 逃がす設計も求められる。小部品のゴムなれ ど、されどゴム。日本で培った80年間の歴史と 技術がここに活かされている。

■品質の維持向上を目指して


    スタッフは総勢15人ほどだが、全員が現場 を任された精鋭揃い。技術系の人員には広島 の本社で3カ月間の研修を積ませ、CAD、機械 の操作手法と仕上げ技術を会得させている。 「簡単なものなら、タイ法人内で完結できる ようにまでなりました」と平岡社長。

    品質の維持向上には十二分の注意を払って いる。工場内の温度を一定に管理するため、こ の類の工場では珍しい空調設備も早期に導 入した。「多少とも効率や経済性が落ちたとし ても丁寧に取り組もうと心掛けました。日本よ りも丁寧に。手間を掛け、顧客の修正にも応じ るようにしました」(同)。今では多くの取引先 が高品質と推すほどの折り紙付きだ。

    今後の課題・注目先として、多業界、ローカ ル市場を挙げる同社。平岡社長はその先頭に 立って、タイの国土をくまなく営業・サポート に駆け巡っている。遠いところでは片道5時 間、タイ湾臨むラヨーン県にある工業団地に も。3年前に導入したばかりだという営業車の メーターはすでに20万キロを超えた。額に汗 を浮かべながら、今日もタイの大地をひた走 っている。



HIRAOKA(THAILAND)CO.,LTD.


586 Moo.4 Nongbuasara Sub-district, Muang District, Nakhonratchasima, 30000, Thailand
044-33-4754

お問い合わせ先:
平岡
hhiraoka@hiraoka.co.th

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引用:
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