ORION MACHINERY ASIA CO., LTD.

市場環境を追い風に。5年目の大躍進。




  1946年に長野県で創業したオリオン機械。国内企業で初の搾乳機の開発を手掛けたことでも知られている。酪農機械の開発・製造で培った技術を産業機械の分野に展開し、「冷凍」「空調」「真空」のコア技術を基礎に、“エアードライヤー” “チラー”“精密空調機器”“真空ポンプ”といった製品を製造している。ORION MACHINERY ASIA CO., LTD.はそのタイ法人で2011年にアユタヤの地で操業を開始。その現状を追った。

  「進出から5年。今、最も追い風を感じている」と語るのは清水社長。発言の背景にあるのは長引くタイ経済の停滞と大手を中心とした環境配備の動きだ。売上が頭打ちの中でコスト削減への意識が高まっている。そこに同社が提案するのがチラーを中心とした設備だ。

  「一般的な定速チラーに比べて、最大67%の省エネ効果があります(図1)」と話すのは白井マネージャ。最新のインバータチラーで実現した数値だ。これまでも、省エネ効果と±0.1度という温度精度の高さは多くのユーザーからの支持を得ていた。それに加えて、最新のRKE-Bシリーズでは冷凍機だけでなくファンとポンプの制御もインバータ化し、更なる省エネ効果を実現した。こういった進化が評価され、ファイバーレーザーなど要求の高い加工機を始め、多くの用途で導入されている。

  また、同社のチラーはタイの過酷な環境でも性能を発揮する。最高で周囲温度50℃まで耐えられる仕様となっている(図2)。「周囲温度が高いと安全装置が働いてチラーが止まり、生産も止まってしまう。そんな悩みを抱えていたタイのお客様への導入が進んでいます」と手ごたえを感じている。

■ローカル価格で日本品質を提供

  “タイでも日本品質”を掲げる同社。主力の現場スタッフは日本本社で規定のカリキュラムで技術指導を受けている。部品は基本的に現地調達だが、日本本社の厳しい品質承認を受けた部品のみを採用しており、品質に妥協することなく価格メリットを提供している。

  “サポート体制がない国では販売しない”のが同社のポリシー。タイでは30年以上に渡りサービス体制を構築している。現在は社内にチラーの技術者も駐在しており、体制は万全だ。「タイを生産拠点としながら、周辺国へ積極的に展開していきたい」と語る清水社長。目の前には大きな市場が広がっている。




ORION MACHINERY ASIA CO., LTD.


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