株式会社ゼネック

使い方は無限大。クラウド活用で業務改善





  1992年創業でシステム開発を手掛ける株式会社ゼネック。業界を問わずシステムを通じた業務課題を解決するサービスを提供している。同社がタイで導入を進めているのがクラウドサービスの“gWorks”だ。定型サービスではなく、相手の業務課題にあわせて、その利用方法を提案している。その事例の一つがJR東日本と共同開発した“gWorks cRack”だ。

  同システムでは建物に発生するひび割れ検査を行うことができる。従来はクラックゲージを使用して人の目で測定していたが、大きく3つの課題があった(①人件費。②熟練度や計測環境による結果の差異。③画像がないため過去の形状との比較が困難)これらを解決したのが同システムだ。概要はこうだ。

  使用するのはスマートフォンやWifi Cameraのみ。これらを使用してひび割れを撮影するだけで、誰でもひびの大きさを測定できるようになった。測定した情報は画像と共にクラウドに送られる。この際に、画像に名称や番号をふったり、GPSを使用した位置情報も同時に保存することができる。これらの情報は事務所、他の作業現場でも確認が可能だ。また画像データが保存できるため、時系列で同一箇所のひび割れのサイズの推移を確認することができるようになった。

  「これは一つの事例であり、“gWorks”には様々な使い方がある。クラウドを使用することで“いつでも・だれでも・どこでも”情報の共有ができる。画像認識をコア技術として、各社の課題にあわせて、使い方を提案していきたい」と話す美馬会長。
 
■工場内での応用を目指して

  “業務改善に繋がるのは理解していても、システム導入には拒否反応がでてしまう”。中小の工場でよく見られるケースだろう。そういった工場に対しての同社の提案切り口は面白い。「全てをシステム化するのではなく、紙で慣れ親しんだ部分は引き続き紙を使う。必要な部分にだけシステムを導入する」というやり方だ。ここで活躍するのが先に紹介した“gWorks”だ。「画像の保管場所を作り、イメージデータを保存する。容易に検索とデータの紐づけができるので、それを応用していけば工場内の様々な課題を解決できると信じている」(同)。実際にこういった仕掛けを利用した製品トレーサビリティのペーパレス管理も検討されている。

  「いつでも・だれでも・どこでも」というコンセプトのもと開発された同サービス。使い方は無限大だ。




株式会社ゼネック


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