LPI Group

“One Factory One Library”
で研究開発を下支え



  「One Factory One Library」 を掲げてタイの研究開発力の底上げを狙っているローカル企業がある。1966年創業のLPIグループだ。ブックスタンド製造から始まり、徐々に大型設備を導入し図書館用の本棚製造に進出する。その後、タイの工業化の波に乗り工場・倉庫で使用されるラック・パレットの製造分野にまで幅を広げ、国内だけで8社のグループ企業となる。現在は業界トップ企業として君臨する同社に話を聞いた。



 Thailand4.0でもキーワードになっている 「自動化」。同社では1990年代から既に導入を進めている。タイ国内の先駆けと言える同社であるが、現在は“フルオートメーション”ではなく、“セミオートメーション”を推進している。自動車販売台数を見ても底を打った感があるものの、まだ停滞感漂う環境下で大きな投資は控え気味だ。「既存の設備と人材を活用しながら、最低限の設備導入で最大限の効果を発揮できるのがセミオートメーション(半自動化)」とSittichai General Managerは語る。大がかりなシステム導入と違い、単純・シンプルでわかりやすいことが現場スタッフから高評価を得ている。「人件費を削減しながら生産性は数倍。シンプルな仕組みなのでフルオートメーションよりも導入期間を短縮できる」と同GM。勿論、要望に応じてフルオートメーションの提案も行っている。最近では日系物流企業からの依頼を受けて、共同で導入を進める機会も増えている。海外にも目を向けており、フィリピンに営業所と倉庫が、ミャンマーには代理店があり、他の近隣国でも代理店を開拓中だ。

■One Factory One Libraryをタイ全土に

 「Thailand4.0の根底にあるのは“クリエイティブ”」と話すのはPrateep社長。イノベーションレベルの低さが課題となっているタイで研究開発を進めていくためには、“単に設備投資をするだけではなく、タイ人の意識や周囲の環境を変えていく必要がある”と考える同氏。そこで提唱しているのが“One Factory One Library”だ。「工場には図書館があってほしいと長年思っている。従業員が勉強できる空間があれば、成長・新しい発想に必ずつながる」。既に複数の工場から関心を寄せられており、これまでの図書館の立上げ・設計ノウハウを活かして提案を行うところだ。従来型の図書館と異なり、華やかで入りやすく、くつろげる空間を創造する。「短期的に研究開発力の向上にはつながらないが、環境・下地を創ることでタイの未来に貢献したい」と熱く語り取材を終えた。











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