Hagiwara Electric (Thailand) Co.,Ltd.

タイで自動車産業の下支え役を
拡大する計測ソリューション事業



  電気自動車(EV)や燃料電池車(FCV)など次世代エコカーへの期待が高まる中、大きくその活躍が期待されるのが、電子制御コンピュータに悪影響を与える電波の検知や、試作評価・耐久試験における品質検査を行うための計測技術。研究開発や試作の現場においてもそれが仮想的に行われることが多くなり、今や欠かすことのできない存在となっている。電子化が進めば進むほど必要となってくる生産工程の要。第一線でこれに挑むのが商社・メーカーの両機能を有し、デバイスからシステム提案まで手掛ける「萩原電気」のタイ法人Hagiwara Electric (Thailand) Co., Ltd.だ。



 2014年7月、取引先のタイ進出に伴い現地法人を置いた。シンガポール、米国、中国、韓国、ドイツに次ぐ6カ国目。自動車産業など製造業の伸張が著しい東南アジアの拠点タイの市場が選ばれたのはむしろ自然な流れだった。タイでは主に、電波計測とPCボード計測の二つを柱に事業を展開している。

■電波の感知・計測システムを提供

  電波計測とは、車が外部から悪影響を受ける電波と、車自身が外部に向けて発する電波を感知・計測するシステムをいう。例えば、電子化が進んだエンジン制御用コンピュータ(ECU)。複数台の車に搭載されたこれらECUが相互に電波障害を起こしたり、周辺機器へ悪影響を与えることも少なくない。乗員の身体に作用を及ぼすことすらある。こうした電波を当該国の電波関連法に適合した形で計測・適正化するのがこのシステムだ。

■エンジン開発に欠かせない存在

  PCボード計測は車に組み込まれる電子ユニットを検査・評価するものだ。米ナショナルインスツルメンツ社(NI)のアライアンスパートナーでもあり、NI製品をベースにした同社の品質カスタム検査は優れて高い評価を得ている。ECUやエンジンの開発にも今や無くてはならない技術となっている。

 次世代カーの開発が進めば、街を行く人々の検知や自動運転システムへの活用も見込まれる。高度な電子化が進む航空宇宙産業、家電事業といった新分野へも応用が可能だ。まさに新世代、近未来における産業の下支え役と言うのにふさわしい。タイ法人の三輪 裕也Director兼General Managerは「将来社会において当社の計測技術は無限の可能性を持っています。まずは自動車産業から、みなさんの暮らしを支えます」と話す。

 海外6拠点目にあたり、ソリューション事業としての営業担当スタッフを置いた。それだけタイの市場が高度化、システム化を求めるようになった証でもある。「スタッフの更なるスキルやマインドの向上を図り、メーカーとしてソリューション事業者として“創造”と“挑戦”を続けて行きたい」と三輪氏は結んだ。



Hagiwara Electric (Thailand) Co.,Ltd.


25th Floor, Unit 2503, Empire Tower, 1 South Sathorn Road, Yannawa, Sathorn, Bangkok 10120
02-286-3918/092-225-4907
お問い合わせ先:三輪
hironari@hagiwara.co.th
 

『FNA MAGAZINE THAILAND』掲載ページのPDF版をダウンロード

 


引用:
0