R&D 特集 Thailand 4.0 が後押しとなるか-タイのR&Dの行方

 

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Thailand 4.0 が後押しとなるか-タイのR&Dの行方

 



 対GDP費では韓国がトップ(金額では世界6位)。それを牽引しているのがサムスン電子とLG電気だ。昨年1〜3月期には研究開発費の増額を行い新規事業創出へ意欲を見せている。サムスン電子は2016年度の研究開発費が世界第二位。LG電気は成長動力と推進中の自動車部品(電装)の売上が4,000億を超え 、投資効果を見せ始めている。

 タイの現状はどうか。研究者人口・投資額も年々増加している。背景にあるのは「距離感」だ。アジアのデトロイトと呼ばれるほど産業が集積しているタイであれば、生産拠点と密な連携が可能。開発と生産のコラボレーションを図るのに適した環境であることは間違いない。ご存知の通り各自動車メーカーも投資を進めている。

 タイ政府の後押しも進んでいる。「16年1月〜17年1月の間に約25億バーツ・17案件の投資企画を認可した」とタイ投資委員会(BOI)のヒランヤ長官は述べている。認可済み投資企画は農業、自動車部品生産、医療機器、機械・電化製品といった案件。日経企業では、“Kokoku Intech Co., Ltd.の医療機器に使用するゴム製品の研究”や“Robert Bosch Automotive Technologies (Thailand) Co., Ltd.の自動車設計の開発拠点”などが挙げられる。

 研究開発が進むことで新しいビジネスチャンスも広がっていく。試作品の開発会社や、その現場で使用される3Dプリンタといった設備。また“つくられるものは測られる”という言葉の通り、計測・測定器の需要も高まっている。本特集ではタイの研究開発をハード・ソフト面から支える4社を紹介する。





■特集の目次■

FUJIFILM (Thailand) Ltd.

世界にただ一つ、面圧を可視化するフィルム
タイR&Dの現場でも活躍

Maxis (Thailand) Co., Ltd.
日系R&Dのタイ進出を支援
金型工場を設置、技術者教育も

Hagiwara Electric (Thailand) Co., Ltd.
タイで自動車産業の下支え役を
拡大する計測ソリューション事業

 

LPI Group
“One Factory One Library”で研究開発を下支え

 



引用:
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