ゴム・プラスチック特集
需要拡大 – 樹脂成形のイマ

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 ものづくりには、さまざまな素材が用いられるが、金属と並んで日常生活において多く目にする素材のひとつであるプラスチックとゴム。成形が容易であることから大量生産を可能とし、大量消費社会を支えてきた。

 両者ともさまざまな業界・製品に用いられているが、プラスチックは近年、部品の小型化や軽量化を追求する自動車での採用が増えてきている。矢野経済研究所によると、2014年の世界の自動車用樹脂市場は802万tと推計。これが2025年には、1085万tまで拡大すると予測する。約10年間で35%以上も増加する計算だ。

 今後新たな用途として期待されるのは「自動車のバックドアやフェンダー等の外板や、カーシートフレーム等の構造部材、窓ガラス等」(矢野経済研究所レポート)。アルミや炭素繊維強化プラスチックなどほかの素材と競合する部分ではあるが、「軽量化だけでなく、一体成形による部品点数・工数削減や、デザイン性や安全性の向上等、樹脂化することによる『軽量化+α』のメリット」( 同)もあるという。

 プラスチックは、ものづくりの歴史においては比較的新しい素材であるため、研究開発が進められ、ポリエチレン(PE)やポリプロピレン(PP)などの汎用プラスチックだけでなく、強度や耐熱性に優れたエンジニアリングプラスチ ック(エンプラ)も開発されてきた。成形に向かず、加工が難しいため、従来の樹脂と比べると割高にはなるが、高性能を求めるさまざまな分野で採用されている。富士経済によると、2016年のエンプラ・機能性樹脂世界市場は1056万tの見込み。これが2020年には、1181万tまで拡大すると予測する。

 一方、ゴムは歴史が古く、やはりいろいろな種類があり、タイヤのような大きなものからOリングのような小さなものまで、さまざまな用途に用いられる欠かせない素材だ。本特集では、プラスチ ックとゴムに関わる企業を紹介する。


■ 特集の目次■

ASAHI SEIKEI (THAILAND) CO., LTD.

超精密の技術力でタイ製造業に貢献を
若きスタッフが支えるゴム金型専門メーカー

SIAM KEEPER MANUFACTURING CO., LTD.
日本で一元管理されたR&D機能
用途に応じた素材配合が可能

K-Tech Industrial (Thailand) Co., Ltd.
金型設計から組立まで一貫生産
三国間連携で徹底した管理体制

 


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