SIAM OKAMOTO CO., LTD.

日系で唯一の現地生産メーカー
3年で取引先10倍の大躍進


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 生活用品から産業用製品まで幅広く手掛けているオカモト株式会社。タイ法人の設立は1998年。手術用手袋の製造子会社として操業した。その後2000年代に入り、オカモト本社が工場内のクリーンルーム向けの需要に着目。日本での研究開発を経てタイでの製造を開始した。当初は日本への輸出のみだったが、2014年からタイ国内での営業を開始。日系工場がひしめくタイ。勝機はあると思い現地での販売を決意した同社。その現状を聞いた。

 「この3年で取引先数は約10倍になりました」と話すのは、2014年にタイ法人の営業部門を立ち上げた肥田General Manager。クリーンルーム用手袋のメーカーは日本国内でも数社のみ。日系メーカーでタイ国内に工場を構えているのは同社だけだ。タイ国内で流通しているクリーンルーム用手袋は、主に商社経由でマレーシアなどからの輸入品が中心だ。そこで現地生産であることの強みを活かした提案が響き、切替が進んでいる。

 品質も折り紙付きだ。タイ国内では、ラテックス製とニトリル製の手袋を生産。クラス100を主力商品とし、クラス1,000、クラス10,000向けも用意している。クリーンルームで使用されるものだからこそ、清浄度が担保される必要がある。それにも関わらずタイ国内で流通している商品の多くは、ロット毎に検査証明がなされていない。同社では日本と同様にロット毎に検査を行い、日本品質をキープしている。「トレーサビリティが求められるこの時代。この点を評価いただき取り扱っていただけるケースも多い」(同)。

 「タイ国内でまだまだシェアを取れるはず」と語る同GM。現在は、パトゥンタニ工場に営業拠点を構えているが、「いずれはバンコクに拠点を構え営業強化を図りたい」と意気込む。また、HDD業界への導入を狙い研究開発を進めており、営業を強化する予定だ。さらに、既に活動拠点を構えているベトナム市場の開拓も見据えている。現地生産の強みを活かし、躍進は続きそうだ。

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SIAM OKAMOTO CO., LTD.

Navanakorn Industrial Zone 3, 108 Moo 18 Phaholyothin Rd., Klongnueng, Klongluang, Pathumthani 12120

お問い合わせ先:肥田 恵一郎
092-258-5490 / 02-529-1420
hida@siamokamoto.co.th

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