Optimus Packaging Co., Ltd

3Dプリンターの導入で差別化を実現
創業3年で100社以上の取引先を開拓


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 精密・精巧な製品や部品が増えていく中で、それらを包むパッケージも進化を問われている。決して表舞台にはでることはないが、タイの製造業を支えているパッケージ会社。その舞台裏を覗いた。

 チョンブリに本社を構えるOptimus Packaging Co., Ltd.。10年前に共同で立ち上げたパッケージ会社を経て、3年前に同社を設立。創業3年にして取引先は既に100社以上。日系企業がその80%以上を占めている。

 「包装資材のコンビニエンス・ストアを目指したい」と話すのはDamrong Sukumpanpong Managing Director。発言の裏に同氏の徹底した顧客志向を見ることができる。「コンビニは24時間営業。顧客の近くに店舗を点在させており、まさに“コンビニエント”。パッケージ会社も同じであるべきだ」と語る。タイムリーな24時間対応を実現するために、本社のチョンブリから始まりアユタヤ・ランプ ーン、さらにマレーシアのペナンに自社工場を保有。「顧客の近くに工場を構えることで、密に打合せができ、量産後はタイムリーな配送ができる。これが弊社の強みの1つ」と胸を張る。

 同社は工場内に3Dプリンター・3Dスキャナーを設置している。「日系を含めタイ国内では業界初の試みだと思う」と話す。導入の効果はてき面だ。まずはスピード。通常は試作品を作るのに2~3日を要しているが、導入後は30分で完成。精度も圧倒的だ。どんな複雑な仕様でも、その場で正確に計測が可能。これがパッケージの精度につながっている。「ある取引先から翌日までに試作品の提示を依頼されたことがあった。競合が提案したのは段ボールを加工しただけのもの。弊社はほぼ完成形に近い状態のサンプルを提示できた(実物が製品例の写真)」同社の対応力を見ることができる。


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■若い力で成長を

 従業員の平均年齢は30歳未満。若い人材が同社をけん引している。若手を育てなければ会社は成長しないというのが同氏の考えだ。若手社員に権限移譲して、現場から意見が上がりやすい風土を作っている。 「新製品の開発、設備購入も全て社員が判断している。私は最終承認をして投資をするだけ」(同)。設立予定のベトナム法人も期待の若手社員に任せる予定だ。

 今後の方針に電子業界への拡大を掲げる同社。特に注目しているのがスマートフォン市場であり、ベトナムでの事業展開を進めている。更に現在の同社の主力である自動車業界内での拡大に向けてインドネシア進出も検討中だ。若手にけん引され成長を続ける同社。ASEANを舞台に活躍が続きそうだ。

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Optimus Packaging Co., Ltd.

223/10 Moo.3, T.Banbueng, A.Banbueng, Chonburi 20170
038-119-397

111/28 Moo. 2, Lamsai, Wangnoi,Ayutthaya 13170 
035-246-579

お問い合わせ先:
Kanista(Ms.) kanista@optimuspackaging.co.th (EN,TH)
佐藤 (Mr.)   sato@optimuspackaging.co.th (JP,EN)  

http://optimuspackaging.co.th

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