SIAM KEEPER MANUFACTURING CO., LTD

日本で一元管理されたR&D機能
用途に応じた素材配合が可能


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 日本の親会社「キーパー株式会社」(神奈川県藤沢市)の創業は1943年。旧鉄道省の指導の下、もともとは鉄道車両に装着するゴム素材の生産販売が出発点だった。その後、モータリゼーション時代の幕開けとともに、次第に軸足は自動車関連事業へ。今では8割がクルマ関連の受注生産、残りを産業機械などが占めている。回転部位に使うオイルシートなどのゴム製製品、駆動部分のブーツ、ゴムパッキン、その他工業用ゴム素材など幅広い製品を開発、世に送り出している。

 タイに進出したのは2002年のこと。取引先等の要請に応じ、現地生産と現地での販売・サポートを行うためだった。製造業の盛んな東南アジアの生産拠点タイ。小規模な取引から始まったタイ事業は年々と拡大を見せ、この5年間の売上規模は3倍に。現在は日系企業の主力ほどんど、数十社との常態取り引きへと拡大した。

 キーパー・グループの特徴の大きな一つが、日本の本社で一元管理された研究・開発(R&D)機能と、その情報をダイレクトで遅滞なく送信し稼働させることのできるタイ工場との連携体制だ。これにより、取引先企業はタイにいながら、可及的速やかに必要で欠かせないゴム素材製品の供給を受けることが可能となった。製品の特性から、ほとんどが特注品のこの業界。「使用環境ごとに用途や要求は異なります。顧客企業の近いところにいて生産と販売を機動的に行うことのできる効果は大きい」と現地法人社長の三石 均氏は話す。


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 もう一つの強みが、用途や目的に応じて素材の配合設計を自在に見直しができるといった柔軟性だ。取り扱いのゴム材料は、クロロプレン、EPDM、アクリルゴム、フッ素ゴム、NBR、シリコンなど多岐に渡る。これらを要求によって絶妙な割合で配合していく。R&D機能を持 った同社ならではの「匠の技」と言うことができるだろう。今後も、より多品種、新ゴム素材を活用して、新たな配合技術の確立を目指す。

 現在、自動車を中心にタイの製造業は若干の足踏み常態が続いているものの、北米やベトナム、インドなど好調な市場は世界的に少なくない。タイ法人ではこうした市場を当面のターゲットに新製品の開発・輸出販売を行っていくとする。「ここ数年間は輸出がカギ。世界市場の伸び代はまだまだある。自動化を進めるなど全生産に占める輸出の割合を高めていきたい」と三石現法社長は語った。

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