ASAHI SEIKEI (THAILAND) CO., LTD.

超精密の技術力でタイ製造業に貢献を
若きスタッフが支えるゴム金型専門メーカー


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高い技術力を誇る日系企業が市場をリードしてきた「ゴム金型」業界。だが、いずれも小規模事業者が多く、これまでタイで足場を固めることのできた企業はほとんど存在しなかった。こうした中、創業60年目を迎えた老舗がタイ進出を果たし注目を集めている。親子3代でバトンをつないできた「朝日製型」(東京都墨田区、雪野 利一社長)。

 そのタイ法人工場を訪ねた。


 朝日製型(タイランド)の事業所兼工場は、中部アユタヤ県に隣接するサラブリ県ヘマラ ート工業団地内にある。高台に位置するため洪水被害もなく、朝陽を跳ね返す真新しい建屋が特徴だ。設立されたのは2014年3月。間もなく満3年目を迎え、若い従業員が成長を続けている。


 同社の特徴は、1000個を超える多数個取りで公差100分の3ミリを実現する超精密加工技術だ。同一断面で複雑な平面形状を実現する「ヘール加工」は創業者の雪野 實元社長が開発した技術で、業界で知らぬ人はいない加工法。日本のものづくりの現場を根底から支え続けてきた。市場全体でより高い精度が求められる中、ゴム金型界をけん引してきた朝日製型がタイに進出したことは、タイの製造業界には朗報となった。


■日本以上の品質を追求する姿勢


 同社が得意とする平面形状加工技術に加え現在は、世界的な流れでもある三次元設計にも力をいれようとしている。すでに現地でCADシステムは導入済。タイ人技術者が日々トレーニングに励み、顧客ニーズに対応している。また、金型を削り上げる刃物の現地内製化も進めている。市販の刃物だけでは対応できない形状を実現する特注の刃物。朝日製型を支える技術の柱の一つだ。「刃物の現地内製化が実現できれば、リードタイムはさらに短縮できるし、新たな加工条件に挑戦できる。タイ法人だからといって甘えは許されない。日本にあるゴム金型企業を超えなくてはタイに出てきている意味がない」と三代目でもありタイ法人MDの雪野 晴揮氏は力を込める。

 若く、活気に満ちている――というのが工場を訪れた時の印象だ。常に仕事を求め、前向きに取り組むタイ人従業員たち。工場スタッフの平均年齢は27歳という。一昨年入社したばかりの24歳の新卒女性は早くもスーパーバイザーとして腕を振るっている。「入社1期生が良い雰囲気を作ってくれています。伝統は守りながらも新しいことにチャレンジする、そんな企業を目指しています」と雪野MDは結んだ。


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ASAHI SEIKEI (THAILAND) CO., LTD.

Hemaraj Saraburi Industrial Zone 3C-05 142/14 Moo 7, Tambon Nongplamor, Amphur Nongkhae, Saraburi 18140 Thailand

お問い合わせ先:雪野
094-486-0365 / 036-373-453, 454
h_yukino@asahi-seikei.co.jp

http://www.asahi-seikei.co.jp

 

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