NACHI TECHNOLOGY (THAILAND) CO., LTD.

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フラットドリルとタップの2大主力製品の拡販に注力


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 切れ味抜群、長寿命の切削工具と言えば、「NACHI」ブランドでおなじみの日本の切削工具メーカー「不二越」(富山市)が開発した「アクアドリルEXフラットシリーズ」。先端が180度フラットという穴あけの常識を越えたドリル。どんな傾斜斜面などにも一発で穴あけを実現。それでいて精度が高いのだからこの上ない。もう一つの主力製品「SGタップシリーズ」も、どんなねじ立て加工もお任せ。あらゆる被削材に対応するのだから、モノ作りにはたまらない。これらを一手にタイで販売・サービスするのが1999年に設立されたNACHI TECHNOLOGY (THAILAND) 社だ。フラットドリルとSGタップ。2大主力製品を柱に超硬ドリルの拡販に心血を注ぐ同社に話を聞いた。

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■アクアドリルEXフラットで工程を集約

「今まで二つの工具を使い二つの工程で行っていた作業を、初めて一工程に短縮。大幅な生産性の向上とコストダウンを実現したのがアクアドリルEXフラットシリーズです」と説明するのが、小幡光由General Manager。タイ国内では2009年から本格的に販売を開始。自動車関連企業を中心に多くの販売実績を上げ、多数のユーザーから「工程短縮によりサイクルタイムの短縮を実現。大幅なコストダウンを達成」といった声を受け取っている。


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 従来は6シリーズだったラインナップを、2016年までに、9シリーズに拡大した。小径、コーナRタイプ、刃先交換式フラットチップなど。顧客ニーズに合わせて日々、新たなシリ ーズを研究、模索、開発する姿勢は、多くのユ ーザーから高い評価を得ている。「開発のベクトルに終わりはありません。今この時点でも、開発部門ではさらなる研究に挑んでいます」。エンジニアである倉見充Managerの言葉からも規律だった「Nachiイズム」がうかがえる。


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 もう一つの主力SGタップは、めねじ加工には欠かせない逸品だ。高級粉末ハイスと優れたSGコーティングで、タップ最高峰の長寿命を実現。刃先と溝形状の最適化により、高剛性と切りくず処理性をともに兼ね備えたハイレベルな加工が可能となった。SGタップは2015年からタイ市場で本格販売を開始。現在のラインナップは6シリーズだが、順次拡大していく方針だ。

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 自動車業界を基盤とした同社だが、新時代の新たな産業にも関心を向ける。小幡GMも「 航空機、電機電子分野といった非自動車市場にも我々の製品が力を発揮できる場所はあるはず。貪欲に市場開拓を進めていきたい」と決意を語る。顧客のコストダウンを実現しながら品質や生産性を向上させる。そんな魔法のような工具の未来はひとえに明るい。




NACHI TECHNOLOGY (THAILAND) CO., LTD.


Unit 23/109 (A), Fl.24 Th Sorachai Bldg. Sukhumvit 63 Road, Klongtonnua, Watthana, Bangkok 10110
お問い合わせ先:小幡
092-252-6124 / 02-714-0008 / 02-714-0740
mitsuyoshi.obata.lf@nachi.com
www.nachi.co.th

 

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