ベトナムの卒業式と卒業生

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春。日本では卒業シーズンですが、ベトナムは、5月から6月が卒業シーズンです。式の服装は小・中学校では男の子も女の子も白いシャツに濃いブルーのズボン(女の子はスカートもあり)が定番。高校や大学では女性は白いアオザイを着て記念写真を撮る姿を街中でも目にします。なお最近では、大学の卒業式では欧米でよく見られるアカデミックドレスに角帽というのも増えてきています。

 

卒業式では卒業証書授与や成績優秀者の発表、来賓者のスピーチと日本同様の形態ですが、その他ステージ上で生徒による演劇や歌の披露があり、厳粛の中にお楽しみも入った内容のようです。また、晴れの舞台ということでカメラマンを雇い(親が用意する場合や、友達同士でお金を出し合うケースもある)、式の様子や友達や先生との写真やビデオを撮ってもらったりもしま す。卒業式といえば、日本では別れを惜しんで涙する光景などもおなじみですが、ベトナムでは別れ際がさばさばしています。それは、多くの卒業生がハノイやホーチミンといった大都市で引き続き仕事をするケースが多く、いつでも会えるという考えだからだそうです。

 

 

ベトナムの大学生の就職活動は、一般的に卒業間近にするのが多いですが、卒業後も時期を問わず希望の職業を探す学生も多くいます。また学生時代にインターンとして通った企業へそのまま入る学生もいます。現在、多くの大学生は外資系企業への入社を希望し、学生時代に英語、日本語、中国語、韓国語などを学び、また留学経験者も増えています。なかには「語学ができること」=「仕事ができる」ことという、若さならではの勘違いをしている学生も少なからずいます。語学を一生懸命学んだことはすばらしいことですが、社会人としての心構えや仕事はこれから学んでいかなければなりませんし、企業側もそこを諭さねばなりません。例えば製造業では大学卒業の高学歴者になるほど、現場に行きたがらないことがあります。企業が現場を学んでマネージメントをしてほしいと願っても、現場で働く期間が我慢できずにギブアップしてしまうケースがあります。下積みの大切さをどのようにして教えるかが課題になるでしょう。

 

発展途上のベトナム。さまざまなチャンスがあるなかで、若い世代の大活躍を願います。

 

 

大塚 哲久:1982年2月生まれ。2010年9月株式会社エヌシーネットワークベトナム設立に伴い、ベトナム駐在。現地にて月に30件の工場訪問を重ねる。ベトナムからの調達活動のサポートおよび、ベトナムへの工場進出相談、サポートを行う。

 

 

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