カンボジアの伝統舞踊アプサラダンス

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東南アジアの国々の中で、カンボジアは一番古い文化を持つ国です。特にアンコール王朝時代には、カンボジアが経済、文化、文明でもっとも発展した国でした。この時代に現存する多くの寺院も建てられています。その中でも、世界遺産のアンコールワット寺院は特に有名です。そのアンコールワットの壁画にはカンボジアの代表的な踊りも鮮明に刻まれています。アプサラダンスと呼ばれるその踊りは、「天使・天女の踊り」という意味です。

 

9世紀頃に生まれたこの宮廷舞踊は、アンコール遺跡のレリーフにも数多く登場する踊りでカンボジアの名物になっていましたが、その後カンボジアが長く戦争を続けたため、ほとんどが消失してしまったそうです。しかし、1960年にシソワット女王がアプサラダンスを復活させ、2003年11月3日には無形文化遺産として登録されています。

 

カンボジアでは、全国的または国際的な儀式やお祭り等の際に、アプサラダンスが実施されます。今でも企業の開所式やその他の式典ではこの踊りを披露します。ゆっくりと優雅に踊るのがこの踊りの特徴です。基本的に女性だけがアプサラダンスを踊ることができます。特に、美しく踊るためには子供のときからその踊りを練習し続ける必要があります。古典舞踏学院では、アプサラダンスの授業があり、とても人気があります。

 

 

カンボジアは近年、急激に発展してきています。また、いろいろな国から文化、習慣などが入ってきています。昨年はイオンモールのショッピングモール等がオープンし、日常生活はより便利になっています。さらに、プノンペン市内では、不動産開発が勃興し、町並みも劇的に変化してきます。この発展のスピードには驚くばかりですが、アプサラダンスのような素晴らしい伝統文化や芸能が消えてしまわないか大変心配しています。

 

是非ともカンボジアにご来訪の際は、アプサラダンスを見てください。発展するカンボジアの中で、変わらぬその伝統を感じて頂ければ幸いです。

 

藪本雄登:JBL Mekongのパートナー。カンボジア、ラオスで数年間の法律実務経験を有し、新興メコン法務全般に対応する。主に新興メコン地域におけるコーポレート、労務、税務等を担当。新興メコン地域の法務に関する知識と現地での実務経験をもとに、メコン地域への進出戦略の策定、進出時のリーガルフォロー、紛争発生時の対応等を取り行う。

 

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